おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

やっぱり間違いだった「郵政民営化」のお粗末

2019年08月01日 | Weblog

今日から8月、時刻は午前5時半です。

曇りのお天気ですが、雲の合間から晴れ間も見えます。

気温はプラス23度で、ご当地は熱帯夜ではございませんでした。

日中の最高気温も29.2度に止まった。

ですが今日もご当地には高温注意情報が出ております。

最高気温は29度ですけどね。

札幌はというと、きのう最高気温が32.4度で、きょうは33度の予想だ。

都会は暑いね。

きのう北海道内で一番暑かったのは十勝管内芽室町で、35.1度だったそうだ。

列島の最北端、北海道で35度を超えたのです。

ニッポンはまさに「ヒートアイランド」です。

そんな昨夜は、

恒例のズンバ・エクササイズでした。

暑さに加えて、運動量も半端なく、着ていたTシャツはずぶ濡れ状態に。

帰宅後シャワーを浴びてからのビールが旨かったぁ~

暑いときは思い切り汗をかくのもよいのかもしれません。

うだうだ、だらだら状態だったおぢも、きょうは朝からシャンとしております。

スマンね!!

さて、

かんぽ生命のメチャクチャな実情が明らかになりました。

保険料を二重に徴収したかとおもえば、無保険状態にしてみたり、酷いものだ。

中には、二重徴収はできないと自腹で支払いした職員もいたでしょう。

無保険状態にして心を痛めた職員もいたであろうと想像できる。

そんなこんなが約18万3000件もあったというから呆れます。

かつて国民が信頼していた「国営の郵便局」とはまるで違う怪しい民間企業に成り果てたのです。

昨夜の報ステで、元共同通信の後藤謙次さんがこう申しておりました。

「郵便局が溜めてきた信頼という貯金がゼロになった」

かつて札幌に駐在していたこともある後藤さん、うまいこと言いますなぁ~

報ステの取材で明らかになっておりましたが、20件を超えるかんぽ商品を買わされていたというお年寄りもいた。

月額わずか6万円の年金で、月々20万円を超える商品にカネを支払っていたというから尋常でない。

こうなると、高齢者を狙った悪質商法と似たりゴンベ。

かんぽ社員にモラルもなにもあったもんではない。

酷いもんです。

かつて民営化される前の郵便局では、こんなことはありえなかった。

地域の人々と郵便局は信頼で結ばれていたのです。

それは、郵政省という国のお墨付きがあっての地域の郵便局だったからだ。

公務員だから信頼されていたし、多くの国民は郵便貯金に大事な財産を預けておりました。

小泉郵政改革をおぢは大批判しましたけど、心配した通りの現状だ。

ここんとこは不安定な派遣労働者が増える一方ですから、郵便事業を民営化して「公務員を減らす」ことも、いまとなってははなはだ疑問です。

郵政民営化は、基本、アメリカの政府の意向であり金融業界の要求だった。

旗振り役は竹中平蔵さん。

この人、最近は「水道民営化」でも噴飯もののご活躍だ。

国鉄の民営化だって、そもそも民営では成り立たない北海道を切り離しておいて、利益など求めるのは到底ムリ。

おかげさんで、北海道から鉄路は次々消えて、これからも消える見通しだ。

フランスのように、儲からない鉄道や郵便は国営でいいのです。

この際は、郵政を再度国営化するのもいいと思うけど、どうよそのあたり???