おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「コミック雑誌なんかいらない!」は30年の時を経ても面白かった!!

2019年08月14日 | Weblog

朝のEテレ体操を終えた午前6時35分です。

気温はプラス17度。

室温25で、室内の湿度は70%だ。

お天気は曇り、今日は終日曇りの予想。

最高気温は24度に止まる。

お盆を過ぎると北海道では秋が訪れます。

まもなく秋なのです。

そんなこんなの昨夜、

録画しておいた映画「コミック雑誌なんかいらない!」を観たのでした。

ウキペディアによれば1986年の作品。

テレビのワイドショーとレポーターを皮肉った作品だった。

この映画を見た記憶がないのは、当時は札幌に住んでいなかったからだろう。

主演は内田裕也さんで、テレビのリポーター役、でもって次々出てくるリアルエピソードが、あの時代を思い起こさせてくれてまことに興味深かった。

30年以上昔、実際に起きた出来事や当時の風俗が描かれるので、おぢ世代にとってはたいした懐かしい。

おニャン子クラブもまんまでご出演してましたが、「国生さゆりさん」も、まだお子ちゃまで若くてびっくり。

山口組と一和会の抗争事件も、実際の幹部会議場の前で内田さんがレポートしたり、両派の建物前でもレポートしたりで当時の緊張感がもろに伝わります。

日航ジャンボ機123便の墜落事故も、内田さんはヘリで現場上空へ。

ロス疑惑も三浦和義さんが本人役で出演し、帰国時のリアル映像も交じって、不思議な感じでした。

また裕也さん、バーでは桑名正博さんに絡まれ、安岡力也とは呑み対決。

たぶん本物のバーボンでしょう、安岡さんはなみなみとつがれたフォアローゼスを呑み乾した。

内田さんは3分の1ほど呑んだだけでしたけどね。

豊田商事会長の殺人現場は、犯人役がビートたけしさんでまるで再現VTRのようだった。

メディアの目前で繰り広げられた凄惨な殺人劇で、ぞーっとした当時の感じを思い出しました。

ほかには「ひろみGO」がホスト役でご出演で、ご本人を前に「片岡鶴太郎さん」が、郷ひろみさんのものまねをしたり。

ホストクラブの客が「片桐はいりさん」だったり、「逸見正孝さん」がアナウンサー役で出演していたり。

話題に事欠かない映画で、当時の世相がよくわかって、たいした面白い映画なのでした。

言ってみれば、バブル絶好調のころ、ニッポンがいまとは全く違って元気な時代を映しておりました。

内田裕也さんは、演技とも言えないひどいものでしたが、喋らなきゃ、やたらに存在感のある人でもありました。

懐かしくて涙ちょちょぎれます!!

あの時代を知っておる世代の方には、レンタルして観ていただきたいチョーお勧めの映画だ。

それにしても出演者で生きてる男性は、鶴太郎さんにビートたけしさん、郷ひろみさん程度で、ほぼ皆さん「鬼籍の人」でした。

30数年とはそういう年月なのだとしみじみいたしましましたです、ハイ!!