朝のEテレ体操を終えた午前6時35分です。
気温はプラス17度。
室温25で、室内の湿度は70%だ。
お天気は曇り、今日は終日曇りの予想。
最高気温は24度に止まる。
お盆を過ぎると北海道では秋が訪れます。
まもなく秋なのです。
そんなこんなの昨夜、
録画しておいた映画「コミック雑誌なんかいらない!」を観たのでした。
ウキペディアによれば1986年の作品。
テレビのワイドショーとレポーターを皮肉った作品だった。
この映画を見た記憶がないのは、当時は札幌に住んでいなかったからだろう。
主演は内田裕也さんで、テレビのリポーター役、でもって次々出てくるリアルエピソードが、あの時代を思い起こさせてくれてまことに興味深かった。
30年以上昔、実際に起きた出来事や当時の風俗が描かれるので、おぢ世代にとってはたいした懐かしい。
おニャン子クラブもまんまでご出演してましたが、「国生さゆりさん」も、まだお子ちゃまで若くてびっくり。
山口組と一和会の抗争事件も、実際の幹部会議場の前で内田さんがレポートしたり、両派の建物前でもレポートしたりで当時の緊張感がもろに伝わります。
日航ジャンボ機123便の墜落事故も、内田さんはヘリで現場上空へ。
ロス疑惑も三浦和義さんが本人役で出演し、帰国時のリアル映像も交じって、不思議な感じでした。
また裕也さん、バーでは桑名正博さんに絡まれ、安岡力也とは呑み対決。
たぶん本物のバーボンでしょう、安岡さんはなみなみとつがれたフォアローゼスを呑み乾した。
内田さんは3分の1ほど呑んだだけでしたけどね。
豊田商事会長の殺人現場は、犯人役がビートたけしさんでまるで再現VTRのようだった。
メディアの目前で繰り広げられた凄惨な殺人劇で、ぞーっとした当時の感じを思い出しました。
ほかには「ひろみGO」がホスト役でご出演で、ご本人を前に「片岡鶴太郎さん」が、郷ひろみさんのものまねをしたり。
ホストクラブの客が「片桐はいりさん」だったり、「逸見正孝さん」がアナウンサー役で出演していたり。
話題に事欠かない映画で、当時の世相がよくわかって、たいした面白い映画なのでした。
言ってみれば、バブル絶好調のころ、ニッポンがいまとは全く違って元気な時代を映しておりました。
内田裕也さんは、演技とも言えないひどいものでしたが、喋らなきゃ、やたらに存在感のある人でもありました。
懐かしくて涙ちょちょぎれます!!
あの時代を知っておる世代の方には、レンタルして観ていただきたいチョーお勧めの映画だ。
それにしても出演者で生きてる男性は、鶴太郎さんにビートたけしさん、郷ひろみさん程度で、ほぼ皆さん「鬼籍の人」でした。
30数年とはそういう年月なのだとしみじみいたしましましたです、ハイ!!