おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「れいわ新選組」の障がい者議員が、国のあり方を変える

2019年08月02日 | Weblog

まもなく午前7時です。

外気温はプラス21度で、スカッと晴れて、夏休みらしいお天気です。

あちこちの窓を開け放ったので、涼しい風が通り抜けて、たいした気持ちがよろしい。

今日もこれから暑くなりそうで、予報ではご当地の最高気温は30度だ。

日中は暑いけど、夜間は涼しいので助かります。

一方、大都会札幌は熱帯夜が続いているそうで、まことにご苦労さんです。

北海道内でも熱中症による犠牲者がふたりいたそうな。

お若くない皆さんは、水分補給と適度な冷房が大事だと、肝に銘じてくださいね。

さて、

臨時国会に重度の障害を抱えた舩後靖彦さんと木村英子さんが初登院いたしましたです。

国会前は各種マスコミが大集合し大騒ぎ。

歴史的な出来事ですから、さもありなんってことです。

過日NHKニュースが伝えておりましたように、カナダにも筋委縮性側索硬化症(ALS)の国会議員がいて国歌の修正に尽力した。

カナダのトルドー政権では、閣僚ポストの男女比は1対1だそうな。

視覚障がい者やLGBT、難民出身者も入閣していて、カナダ国民はそれを当たり前のこととして広く受け入れているとか。

大人の社会とはこういうことだ。

翻って我がニッポン国は寒々としております。

維新の会の松井一郎大阪知事は以下のようにのたまった。

「障害者が就労時の介助費用を公的に賄うのは税金のムダ遣い」

「国会議員だけに適用するのは不公平」

なんとなく、フムフムと思ってしまいがちだけど、そうではない。

障がいのある方も働きたいけど、働くと介助費用が貰えなくなるのがニッポンの現状だ。

現制度で仕事をしているときに介助を受けるには、要介助者または雇用者がヘルパーを雇わねばならないことになっておる。

だから働きたくても障がい者は働けないシステムなのだ。

今回当選した二人は「障がい者はすべからく就労中に公的介助を受けられるようにしてほしい」としておるのだ。

このふたりが参議院議員に当選したことで、障がい者への理解が一気に進むことが期待されます。

ニッポンも障がい者の社会参加へ向けて「大きな第一歩」ってことになるようです。

31日のTBS「ひるおび」は次の総選挙で「れいわ新選組」が37議席を得ると試算しておりました。

1992年の日本新党を思い出させます。

細川護煕さん率いる日本新党はこの年35人を当選させた。

そして、非自民連立政権ができて細川さんが総理に指名された。

こんなことだって、実は今も夢物語ではないってことだ。

実際、野党候補を一本化すれば63選挙区で与野党の勝敗が逆転するという。

政治が一気に面白くなる可能性を秘めているのが「れいわ新選組」ってことのようです。

楽しみだなぁ~

話は変わるけど、

憲法改正を巡って、萩生田光一幹事長代行が大島理森衆院議長の交代の可能性について言及した件だ。

これについて、自民党の伊吹文明元衆院議長が萩生田さんをたしなめた。

曰く「政権与党の一役員が、院の構成をどうするかについて発言してはいけない」

さらに続けて「そんな軽いところの議員なのかと、自らをはずかしめており、分も過ぎた発言だ」と苦言を呈したのだ。

萩生田さんは安倍総理の側近中の側近だ。

総理の気持ちを忖度し、憲法改正へ向けての発言でしょうけど、どっからどうみても「出過ぎた発言」だ。

安倍総理の威光を背景に、調子こいたのが萩生田さんってことのようだ。

安倍一強と言われて久しいけれど「いつまで続くんだろか?」、萩生田さんも安倍さんも調子こいてる場合ではございませんと申しておきましょう。