おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「知性の底が抜けた」By古谷常衡さん

2019年08月26日 | Weblog

肌寒い朝です。

午前6時の気温はプラス12度しかありません。

平年値が24.7度だそうですから相当寒い朝を迎えております。

室温も22度と少々寒い。

なのでこの秋初めてストーブに火を入れました。

予報によると、今日は曇り時々晴れのお天気で、最高気温は21度だ。

秋ですなぁ~

さて、

元ネトウヨで札幌出身のライター・編集者の古谷常衡(つねひら)さんが日刊ゲンダイに以下のように書いておってフムフムいたしました。

「古谷常衡さんが憂う有権者の劣化 日本の知性が抜けた」です。

古谷さんの参院選一番の驚きは「N国」が98万票もの票を取ったことだと言います。

党首の立花孝志さんはコアな支持層が5万人、最大でも10万人とみている古谷さんは、約100万票も取ってることについて、「N国の政見放送がユーチューブに流れて、『何これ。面白いね』って思って投票しただけのユーチューバー層なんですよ」、と語る。

さらに「『面白いからいいじゃん』という動機で投票する“政治的非常識”の有権者がここ3、4年で増えたんですよ。この国の知性の底が抜けてしまった印象です」とびっくり発言なのだ。

「面白いからいいじゃん」で投票するんだぁ~ っておぢなんか、ガッカリを通り越して、ニッポンの将来が不安になる。

憂国の気持ちにもなってくるのだ。

劣化の原因は「新聞や雑誌、本も読まずに、ネット動画ばかり見ているからでしょう。今の若者は漫画も読まない。『コマをどう追うのか分からないから、読めない』と言うらしい」というから愕然といたします。

そういえば、洋画だって字幕が読めないから吹き替えでないと見ないとか…

じゃあなにをしているかというと「ユーチューブ。せいぜい長くて数十分の動画を見て、世の中のことが分かった気になっている」のだそうな。

おぢのブログなんか読むはずもなけりゃ、長い映画も見るわけないか…

ユーチューブで世の中のことがわかると思うんだから、ニッポンの若者たち、相当なことになってます。

また、いわゆるネトウヨが「ネットが真実」と思っていることについてはこう語る。

「ネット掲示板『2ちゃんねる』は、書いてあることの99%がウソ、0.5%が中立、0.5%が本当だと分かった上で楽しむのが当たり前でした。ところが、今のネトウヨの主流である50代、60代ってそういう経験をしていない」そうだ。

だから、ネット上に「大新聞が伝えない真実」なるものが広がっているんだと勘違いしちゃうそうだ。

ありゃりゃぁ~

ネット上にこそ真実ですか…

おかしなことになってますなぁ~

「新聞の部数が減って、テレビ視聴者も減って、ネットにユーチューブで世の中を知る」って、何だかクラクラいたします。

おぢなんか、週刊誌を一番信頼してますけど、これを読むなんてこともないわけだ。

2ちゃんねるとユーチューブで世の中を知るニッポン人では、知性の底が抜けたといわれても、せんないことだ。

恐ろしい世の中になったものですなぁ~