おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

遺伝子組み換えトウモロコシがアメリカから大量にやってくる!!

2019年08月28日 | Weblog

午前6時です。

曇り空で気温はプラス18度。

予報によると、きょうは昼前から雨で、最高気温は23度の予想だ。

きのうは、恒例朝食用の魚の買い出しに小樽に行ってまいりました。

途中、赤井川村の道の駅でおコメや枝豆、写真のミニトマトなどを購入した。

ミニトマトはこれで1000円、毎朝必ずサラダに登場しますので、お安いのはうれしい。

常温保存すると長持ちするので、冷蔵庫には入れないのがよろしい。

またミニトマトは大玉トマトより栄養価が高い品種が多いのだとか。

「トマトが赤くなると医者が青くなる」とも。

結婚前「トマトは飾りなので、食べるものではない」とか言っておったおぢですが、いまは豹変し、「毎日食べないと寂しい」とのたまっておる。

抗酸化作用もあるというから、若さを保つにもよいというチョーお勧め食品なのでござる。

さて、

アメリカから輸入される牛肉や豚肉の関税が、これまでの38.5%から、段階的に引き下げて16年後には9%にまで下がることになった。

トランプさんは再選に向けてニンマリだそうな。

ニッポン政府も「TPP並み」に収まって、ホッとしておるとか。

この辺はニッポンの農協も、どうやら織り込み済みらしい。

そもそもTPPから抜けたのはトランプさんだった。

おかげさんでオーストラリアとかカナダ、デンマーク、スペインが低い関税でニッポンに輸出できるようになったもんだから、アメリカの肉は日本で割高だった。

アメリカの農産物がニッポンで売れなくなっていたのは、アメリカ自身の身から出たさびだった。

もっとも我が家はアメリカの牛肉は買わないことになってますけど、外食はわかりません。

どっかで食べさせられているかもしれないわけで、嫌な感じです。

今回の問題はというと、アメリカの「余剰トウモロコシ」を買う羽目になったことだ。

ラストベルト(ラストはサビですからサビ地帯、自動車産業が衰退した地域)と呼ばれるアメリカ中西部は「コーンベルト」でもあるのだそうだ。

ようはトランプさんの票田だ。

ここの大豆とトウモロコシが米中貿易戦争で価格が暴落。

買い手がなくてコーンベルトの農家が困っておる。

これは中国が輸入を拒否したから。

そこで今回、余った飼料用のトウモロコシがニッポンに輸入されることになった。

トランプさんの頼みを聞いて、大統領選に協力したってことだ。

問題は「米国産トウモロコシの約9割は遺伝子組み換え」だからだ。

アメリカのトウモロコシは、「除草剤」への耐性を持たせるため、遺伝子組み換えをしておる。

これを食べると動物や人体に悪影響を及ぼす恐れがあるというからヤバい。

飼料用ですから動物が食べるトウモロコシだけど、その動物を食べる人間は大丈夫なのか?

そういう疑問が残る。

実は、輸入を拒否したという中国も、遺伝子組み換えの農作物を危険視しているというのだ。

中国が輸入を拒否した原因は貿易摩擦というより、危険な農産物を避けた可能性もあるそうだ。

遺伝子組み換え作物は、ヨーロッパも拒否しておる。

唯々諾々と買ってしまうのはトランプさんのいいなりのニッポンぐらいか?

ただいま我がニッポンの経済成長率はなんだかんだいいつつ0.8%しかない。

アメリカは3%成長だし、韓国だって2018年は2.7%の成長率だ。

ユーロ圏でさえ2.1%だった。

アベノミクスとか申しておるけどなんのことはない低成長の国なのだ。

ニッポン国とニッポン経済は、トランプさんの言いなりになってる場合ではないと思うけど、どうよそのあたり???