午前6時になります。
どんより曇り空で、気温はプラス21度。
きょうは雨のち曇りのお天気で、最高気温は28度の予想だ。
ところで、
きのうの羽鳥モーニングショーはご覧になりましたでしょうか?
政府のコロナ専門会議のメンバーで、日本医師会常任理事の釜萢敏(かまやちさとし)さんがリモートでご出演でした。
これまでの政府対応で、よくわからないムニャムニャしたことが、かなりよくわかった、最近では出色といってよい好番組だった。
なんといっても「政府のコロナ対策」に関する考え方と現状がよくわかった。
ご出演の玉川徹さんや石原良純さん、岡田晴恵さんがそれぞれ、なかなかの突込みで見ごたえがあったのだ。
ある意味、釜萢さんはサンドバッグ状態で、ご苦労さんでしたけどね。
最後に羽鳥さんが「ご出演いただきありがとうございました。感謝したいと思います」との趣旨で渾身のフォローをしたけど返事はなかった。
かなりムッとしていたに違いないけど、外国の記者会見ならあんなもん、そりゃもうしょうがない。
それにしても、ようやくあれこれ訳が分かりました。
どうやら政府のコロナ専門会議のメンバーはPCR検査を信用していないのだ。
現在の3万5000件程度のPCR検査から「10万件に増やす」必要性は認めた。
ですが釜萢さんは「PCR検査は意味がない」「ニューヨークのようにPCR検査を増やせばいいものではない」
「PCR検査はをやりさえすれば、感染を抑えられて、皆さんに幸せが来るとは思えない」とも。
釜萢さんが言うところの根拠は「3割は擬陽性・偽陰性」だから。
問題は、このPCR検査の「3割擬陽性・偽陰性」説がどっから出てきたのか、ってことだ。
PCR検査の感度は「7割しかない説」の根拠は、釜萢さんの話からは定かでない。
爆笑問題の太田さんが日曜の「サンデージャポン」で、台本読みながら切れ味悪く喋っていたのもこの「7割説」だった。
こんなに低い感度で、アメリカもヨーロッパもPCR検査をしてるのかね???
そこがどうにも不思議なのだ。
そういえば、フランス政府から感謝状をいただいた千葉県の企業が開発した「全自動PCR検査機」があった。
この会社の社長さんに精度がどんなもんか聞いてみたい。
仮に7割の精度だとしても、何か精度を上げる方法があるでしょうし、そこを模索すべきだ。
「7割しか精度がない」、だからPCR検査に意味がないとするのはいかがなものか?
PCR検査の精度が「7割程度」説、羽鳥モーニングショーで、しっかり「調査・報道」してほしい。
これはニッポン国の「経済と人命」をしっかり守れるかどうかという、「国家の存亡」にかかわる大問題だと思うニセコのおぢでござる。