おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

オチガビワイナリーから東京へ「アコロン」贈りましたぁ~

2020年10月19日 | Weblog

爆睡して、午前6時前に起床。

ただいま午前7時を回りました。

気温はプラス3度で、スカッと秋晴れです。

きょうは良い天気なので、気合を入れて薪割りに勤しむことにいたします。

写真は、きのうのお昼に訪れた余市のオチガビワイナリーのレストラン

オチガビワイナリーは、お付き合いさせていただいている落雅美さんと落希一郎さん夫妻が経営する本格的なブティックワイナリーだ。

醸造所とレストランの周りには、各種ワイン用ブドウがぐるりと取り囲むように植えられておる。

アメリカのナパバレーやヨーロッパで見られる正統派ワイナリーだ。

きのうは、あれこれお世話になった東京の旧友弁護士に、当ワイナリー自慢の一品「アコロン」を贈ろうと訪れたもの。

ここで昼食、地元北島ポークを使った「北島ポークのプルーンと赤ワイン煮」をいただいた。

ホロホロと崩れるポークが美味でした。

旧友に贈ったアコロンは、ドイツ政府が地球温暖化を睨んで10数年前に品種改良したブドウでつくった赤ワイン。

特徴はというと、一般にワインというのは数年かけて「瓶内熟成」を経て美味しくなるものだそうですが、これはいきなり熟成感のあるワイン。

寝かせると、もっと美味しいそうですけど…

ってことで、旧西ドイツ国立ワイン醸造所で、ワイン造りのイロハを学んだ落希一郎さんにドイツ政府から贈られた品種がこれ。

「日本ワイン」としてはここでしか味わえません。

そんなことで値段は1本8800円(税込)ではありますが、ワインなどさっぱりわかんないおぢですら、「美味い」と唸るのだ。

レストランの外ではこの日、ボランティアの皆さんがブドウの選別作業をしておりました。

多くの会員を抱えるオチガビワイナリーでは、札幌方面の会員さんが毎年ここでワイン用ブドウの選別をする。

ようは、熟していないブドウをはじくのだそうな。

多くの会員に愛される、美しいワイナリーは農家でもある。

農家による6次化産業ってことで、ワインづくりは本来こうあるべきと思う。

まっとうなワイナリーがニッポンにもあることを覚えておいてほしいです。