午前6時を少し過ぎたところです。
お天気はスカッと秋晴れ、気温はプラス3度だ。
写真のようにニセコアンヌプリは白く染まております。
今年はニセコにインバウンドのない冬がやってくる。
今シーズンは「パウダーいただき放題になりそうだ!」などと、少々、期待してるところです。
その前に、どこぞで中古のファットスキーなど入手しないとなぁ~
さて、
週刊新潮10月29日号です。
五木寛之さんの「生き抜くヒント!」をまことに興味深く拝読いたしました。
そもそも、世に「転倒予防学会」などというもんがあることさえ知らなんだ。
でもって、我が国の高齢者の転倒・骨折・転倒死の数は平成30年で9803人にも上るそうだから驚いた。
たかが転倒、されど転倒でござる。
そこで古今東西、転倒した人の話でござる。
キューバのカストロはスピーチの後、段差につまずいて前方に転倒し、やがて体力が衰えて引退。
鎌倉時代の四条天皇は廊下で滑って転ばれ、頭を強打して崩御。
ジャイアント馬場さんは若いころ、風呂場で転倒し、ひじに障害をおって野球を断念してプロレスに転向。
三遊亭圓生は義太夫の道を進んでいたが、階段から転落し胸部を痛めて落語家に転向したという。
美川憲一さんは音楽イベントに訪れた際、階段から足を踏み外して転落、左足首の骨折で新曲の発表会に車いすで登場。
その曲の歌詞が「♪夢につまづき転んでも…」だったとか。
ほかに作曲家フォスターはホテルで転倒死、松尾和子さんも階段から落ちて硬膜下血腫で死亡だそうな。
転倒予防学会の武藤芳照理事長の話だそうですけど、まことに興味深い。
たかが転倒などと、侮れないお話でござった。
若い読者も若くない読者も、「体幹」をしっかり鍛えて、転倒死だけは避けましょうね!! ってお話でした。