おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「人は転ぶもの」、転倒した著名人とは…

2020年10月26日 | Weblog

午前6時を少し過ぎたところです。

お天気はスカッと秋晴れ、気温はプラス3度だ。

写真のようにニセコアンヌプリは白く染まております。

今年はニセコにインバウンドのない冬がやってくる。

今シーズンは「パウダーいただき放題になりそうだ!」などと、少々、期待してるところです。

その前に、どこぞで中古のファットスキーなど入手しないとなぁ~

さて、

週刊新潮10月29日号です。

五木寛之さんの「生き抜くヒント!」をまことに興味深く拝読いたしました。

そもそも、世に「転倒予防学会」などというもんがあることさえ知らなんだ。

でもって、我が国の高齢者の転倒・骨折・転倒死の数は平成30年で9803人にも上るそうだから驚いた。

たかが転倒、されど転倒でござる。

そこで古今東西、転倒した人の話でござる。

キューバのカストロはスピーチの後、段差につまずいて前方に転倒し、やがて体力が衰えて引退。

鎌倉時代の四条天皇は廊下で滑って転ばれ、頭を強打して崩御。

ジャイアント馬場さんは若いころ、風呂場で転倒し、ひじに障害をおって野球を断念してプロレスに転向。

三遊亭圓生は義太夫の道を進んでいたが、階段から転落し胸部を痛めて落語家に転向したという。

美川憲一さんは音楽イベントに訪れた際、階段から足を踏み外して転落、左足首の骨折で新曲の発表会に車いすで登場。

その曲の歌詞が「♪夢につまづき転んでも…」だったとか。

ほかに作曲家フォスターはホテルで転倒死、松尾和子さんも階段から落ちて硬膜下血腫で死亡だそうな。

転倒予防学会の武藤芳照理事長の話だそうですけど、まことに興味深い。

たかが転倒などと、侮れないお話でござった。

若い読者も若くない読者も、「体幹」をしっかり鍛えて、転倒死だけは避けましょうね!! ってお話でした。