午前5時を回っております。
どんよりした空模様で気温はプラス12度。
きょうは夕方から雨のお天気で、最高気温21度の予想だ。
ご当地はきのうから初夏になりました。
さて、
札幌では、きのうから2日間の日程で「核ごみ最終処分を考える」集会が開かれている。
我が町からそう遠くない寿都町で、核のごみの最終処分場選定に向けた「文献調査」が行われておることもある。
集会では、寿都の住民団体4人が登壇して、原子力発電環境整備機構(NUMO)による町民との「対話の場」についてこう述べたと北海道新聞電子版が伝えております。
「『地層処分の賛否にかかわらず議論を深めること』が目的なのに、地層処分に否定的な学識経験者の招集を求めても応じられていない」
ようするに、賛成派の意見しか聞くことができない「対話の場」ってこと。
議論もしなけりゃ、一方的に賛成派のご意見を聞くのが「対話の場」らしい。
しかも、町は賛成派と反対派で2分したままという。
いやはや… どもこもなりません。
そんな中、
静岡県の川勝知事が東京都の「南鳥島を核ごみの最終処分場の候補にしてはどうか?」と小池東京都知事に述べたそうな。
去年11月、東海大学海洋研究所の平朝彦所長がこう述べたためだ。
>「南鳥島は太平洋プレート上にある唯一の日本の領土」、「地震、火山活動がまず起きない」などと地質の安定性を指摘。
>「最適な核廃棄物処理方法だと信じて疑いません」
いいジャン!! 南鳥島で!!
南鳥島は本州から1800キロ離れたニッポン国の最東端の島。
周囲6キロの島で、住民は住んでいないから揉めようもない。
住んでいるのは海上自衛隊員と気象庁などの関係者だという。
住所は東京都小笠原村になるそうだ。
自治体を2分する大騒ぎとなる「核ごみ処分場」をニッポンのどっかに作らないとならんというなら、絶海の孤島でいいジャン。
ニッポン本土から1800キロ離れていれば、少々テキトーに感じるNUMOの「地層処分」で、放射能が漏れても、ニッポン人に健康被害はない。
とにもかくにも気持ちの悪いもんは、絶海の孤島でよろしくお願いしたい。
悪いけど、自然豊かな北海道に「核ごみ処分場」は、ただただ迷惑千万なのだと申しておきましょう。