おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

健康不安

2013年02月13日 | Weblog

 

午前8時の気温はマイナス15度。写真のように晴れの良い天気でござる。

寒いのは、いわゆる放射冷却現象によるものでしょう。少し春めいたとはいえ、厳冬北海道の2月なのじゃ。

きのう真狩の病院で、抗生物質やら漢方系の薬やらをいただいてまいりました。これで、今朝から体調は元に戻るものと期待しておりました。

ところが、ストーブに点火しようと午前6時に起きて、あれやこれやしておったら、咳が止まらないことに… はぁはぁ、ぜいぜい、咳がノンストップになっちゃって、経験したことのない息苦しさに。

「とうとう肺炎か?」と嫌な気分が頭をよぎりました。薪がぱちぱち燃えるのを確認して寝床に戻りましたが、ハニーさんも心配げな表情でおぢを見ておりましたです。

中高年、なかでも年寄りが亡くなる原因の多くは肺炎でござる。過日亡くなった中村勘三郎さんも、肺がんの手術は成功しましたが、その後、誤嚥によって肺炎を引き起こし、亡くなっておりまする。

市川団十郎さんも白血病を克服しておったのですが、死因はやはり肺炎。肺炎は死に直結する危険な病なのでござる。

咳が止まらなくてたいしたしんどい思いをしても、20~30代なら「ま、そのうち治まるだろ」と思ったでしょう。40~50代なら「とりあえず病院に入院か?」と思ったかも。

ところが60代になると「もしかして、このまま、逝っちゃうかも…」って不安にもなるのです。これまで60年の人生と、これから先の人生、ずいぶん違ってくるような気がします。

60代とは、そういう「万が一」を想定しながら生活することなのだ、としみじみ感じたのでござる。

幸い、いまは咳も治まって、一安心しておりますけどね。

また、今月初めに行なった血液検査の結果もきのういただいたのですが、中性脂肪が少し高かっただけで結果でいえば99点でござった。

もっとも中性脂肪が高いといっても、検査日は朝食を摂ったあとだったこと、さらに、前日お酒を呑んでいたことを差し引けば、基準値内に収まったはずで、血液検査の結果だけみれば、一点の曇りもないレベルか?

とはいえ、しっかり健康管理をしておるつもりでも、この騒ぎじゃ。

なにがあるかわからないのが人生、ってことのようでござる。