おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

大ウソこいてる東電、なんじゃらホイ?

2013年02月08日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス5度。さらっと5センチほどの雪が積もっておって、いまは晴れておりまする。

おぢはどうやら風邪を引いたらしいです。しかも咳なんかがゴホゴホ出るところをみると、どうやらこじれたらしい。おかげさんで、ハニーさんは掛け布団を2枚かけても「寒い」と言って、今も寝ておりまする。

どこで風邪がうつったのかねぇ。世間では今週末は3連休というのに… 風邪っぴきではどもこもなりません。それでも寝込むわけでもなく、体力は現役サラリーマン時代より格段に上がっておりまする。

それにしてもいいなぁ、ムリして会社に行くことのないセミリタイア生活って!! 人生で一番楽しい時を、毎日、毎日、過ごしているおぢなのでござる。

さて、

東京電力が、国会事故調に大ウソこいて、福島第一原発1号機の現地調査を妨げたのには呆れましたです。この調査は、なんといっても今回の事故の最大にして、今後の原発再開か否かを巡る決定的な問題を含んでおる。

そもそも東電は、今回のフクシマの事故は津波によるものとして、あたかも不可抗力な事故に貶めようとしておる。

ところがギッチョン、津波ではなくて、そもそも地震そのもので「1号機の非常用復水器が壊れた可能性が」あった。もしそうだとすれば、ニッポン各地の原発は、どいつもこいつもヤバいことになる。

そこを隠ぺいしようとして「いまは真っ暗だ」「照明もついておりません」などと、大ウソこいて事故調の1号機への立ち入りを拒否しておる。

これではどもこもならん。「何らかの意図を持って虚偽の報告をしたわけではない」と東電の広報は言っておるそうだけど、そんなことを真に受けるタコがどこにいる!! って話なのじゃ。

そしてなにより、非常用復水器が壊れたかどうかがちゃんと明確にならないと、いま唯一動いておる大飯だって、相当ヤバイことになる。

泊をはじめ、全国各地の原発が「地震そのものによって冷却機能を失う」としたら、再稼働などあり得ませんです。そこを隠ぺいしようってんだから、東電、たちが悪い。

新聞によると、国会事故調の元委員が現場の保全を訴えたそうだ。でもって、会見に同席した弁護士は「東電の虚偽説明が、刑法の偽計業務妨害罪に当たる可能性」に言及したそうな。

まことにごもっとも。ぜひとも偽計業務妨害罪で訴えてほしいです。

ただし、呆れたことに今後の実態調査は経産省が行うのだそうな。同じ原子力ムラの住人が何をどう調べるってんだ!!

どうしてもこうしても原発を動かしたい、カネと利権まみれの皆さまが世間にはごっちゃりおるらしい。

100歩も200歩も譲って、「安全な原発」の再稼働を認めるにしても、こんな有様では、その安全をしっかり担保できないじゃん

まずは非常用復水器が壊れたかどうか、ちゃんと精査してもらわんことにはヤバくてかなわん。もし壊れてないなら、それはそれでよかろう。

これがもし壊れておったなら、ニッポンの原発はすべて根本のところから見直さなければなりませぬ。こんなことを隠ぺいして、もしフクシマ同様の事故がニッポンのどこぞで起きたなら、この国はもう終わり。

再起不能と申しておきましょう。

ところで、「ローソンが給与を3%上げる」ニュースを聞いて、ハニーさんはこうのたまったです。「これからはコンビニ行くならローソンね!!」

ちゃんとした企業なら、庶民は応援したくなるのです。腐れ東電を応援する庶民、いますかね?

でも東京の庶民は、否が応でも東電の電気しか買うことができないのです。

選択の余地のない電力会社による地域支配、国家社会主義体制とどこが違うんだい、右翼を標榜する安倍さんよ!! 

なんとかせんかい、二千回と思うけど、どうよ?