午前7時になります。
すっかり寝坊した朝です。
気温はプラス2度とこの秋一番の冷え込みです。
予報によると、日中の最高気温はプラス13度にしかならんとか…
11月並みでしょうか???
写真は今朝のニセコアンヌプリ
昨日よりさらに白くなってまいりました。
さて、
日本学術会議が「レジ袋有料化を提言した」というニセ情報に続いて、「日本学術会議が中国の軍事研究『千人計画』に積極的に参加している」というニセ情報が世間をにぎわしているという。
一部の人たちによって、次々とニセ情報がまかり通るニッポン国、一体全体、この国はどっちへ向かうんだろう???
この「千人計画」についても、毎日新聞電子版が情報の背景に迫っております。
そもそも中国の「千人計画」とは、海外に流出した中国の頭脳を、厚遇で呼び戻そうというのが狙い。
海外留学したまま、帰国しない中国人研究者の帰国を促すために、研究に補助金を出して呼び戻す「海亀(中国語の音が近いことから、海外から帰国する人材をウミガメに例えた)」政策というのが実態だという。
これを自民党の甘利明衆院議員が8月6日付の自身のブログで、日本学術会議について「『千人計画』には積極的に協力しています」などと掲載したことで、ニセ情報が広がる発端になったそう。
その後、甘利さんは10月12日にこれを「積極的に協力」から「間接的に協力しているように映ります」と訂正した。
これに乗っかって暴走しているのが落語家にしてTBSの番組「グッとラック!」の立川志らくさんだそうな。
10月8日の参院内閣委員会では、自民党の山谷えり子議員が、「日本の学術会議の研究者で、千人計画に参加しているという報道もある」と言い出し。
さらに、今回「外された6人は関与か」などと臆測が臆測を呼ぶ展開だという。
加えて「日本人研究者が中国で軍事研究する」というデマまで出ておるそうだ。
いくら中国でも、常識的に考えて、敵対国のニッポン人に自国の軍事研究をさせると思う方が変だ。
このためか、中国当局から年収8000万円を貰っているとのデマまで拡散中だそうな。
しつこいようだけど、中国の千人計画は「国外で有望な研究をしている中国人研究者を中国に呼び戻すことが主眼」だ。
そもそも、いまの中国とニッポンの軍事力を比較して、ニッポンの研究の方が進んでいることなどあり得ない。
軍事大国と化した中国と、防衛力は急拡大したとはいえこの国にそんな最先端の軍事研究者がいるわけがない。
仮にいたとして、中国で外国人が軍事研究に関わることなど、あると思う方がおかしい。
「千人計画=軍事研究をしている」というフェイクで、中国にいる日本人研究者が理不尽なバッシングを受けていると記事は伝えておる。
いやはやです。