グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

花粉を飛ばすのは誰??

2010年07月06日 | 植物
今日も一日、雨の降らない夏日となりました。

最近困っている事の一つ。
くしゃみが頻繁に出て、鼻の奥までしばらく痛かったのです。
そして、とうとう喉まで痛くなって来て・・・

これは風邪というより、花粉なのでは??
そう思うと回りにも「あ、自分も思い当たる」という方がいるもので^^

今日は犯人探しをすべく、ちょっと花粉をつけそうな花を探して歩きました。

その中で一番怪しい!と思うのがこちら↓

ハルシャギク、帰化植物です。
見た目にとてもかわいく、花の名の由来も「かわいい花」だそうです^^

それはそれで良いのですが、この中心部、いかにも花粉が飛びそうですよね。。
花粉をもろに飛ばすのはイネ科の、実は地味~な植物が多いようではあるのですが、
本当に気分的な問題で、今回の犯人はこのかわいいお花なのでは?!
と決めつけている私です^^;

でも、今日撮影の為に近寄っても悪化してないので、きっと違うのでしょうね。
一般的にはこの時期に花粉症の原因としてあげられるのは「ホソムギ」「オオアワガエリ」「カモガヤ」だそうです。
しかし、年々花の季節も早巻きになっていますので、もう少し後の「カナムグラ」あたりが怪しいかもしれません。

さて、他に最近目立っている花です。

アガパンサス。これも外来ですが、とても華やかなので、人為的に好んで増やされたのかもしれませんね。わりと人家の傍にあります。

この1週間ほど、町のあちらこちらで勢いよく咲き誇って、圧倒的な存在感を見せつけています。


次はこれ↓

アメリカデイゴ。
赤い豆のような形をした面白い花をたくさんつけます。

そして、これが今、たくさん道に落ちて赤いじゅうたんが見られます。
和名が「カイコウズ(海紅豆)」と言うのだそうで、なかなかしっくりきますね^^

先週お伝えしているネムノキも加え、なにしろ梅雨って鮮やかな花が咲くのですね♪
くしゃみに悩まされたお陰で素敵な花達に出会えてなんだか得した気分です。

最後に、今朝発見した漂着物です↓

ヤシの実は時々海岸で発見する事が出来ます^^
どこの島から来たものかはわかりませんが、ヤシの実は相当な浮力を持っているという事ですね!
はるかな旅を続けてきたこの実に、南の島の香りをイメージしてみました♪

(友)

コメント
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