久し振りに専門のヤドカリを話題にしたいと思います。
ヤドカリというと、誰もが頭にその姿を思い浮かべる事が出来るでしょう。
貝に入ってはさみが出てて、脚が出てて。
こんな感じで絵にもかける位良く知っていると思います。
しかし、詳しく何処まで知ってるの?と聞かれれば、答えに詰まる方が殆どでしょう。
ヤドカリは、海にも川にも陸にもいるのか?
ヤドカリの脚は全部で何本なのか?
全部の種類が貝に入っているのか?など等
詳しくと言ってもこの程度の質問です。
「そう言われてみると~~」って感じでは無いでしょうか?
以前、カタツムリの時にも書きましたが、あまりにも身近に居すぎて関心すら持たれない生き物。
強いて言えばヤドカリはそんなカテゴリーに入る生き物なのです。
行く行くは「ヤドカリ図鑑」を世に出したいと思っている私にとっては、これは大問題。
あまりにもマニアックな生き物の様に思われがちだが
水中の他の生物に比べれば、かなり世に知られている生き物であるのも事実です。
今日は、このブログをお読みの皆様に、少しヤドカリの魅力に触れて頂こうと思います。
今回のテーマは、「美しいヤドカリ達」
色の綺麗なヤドカリは結構いるんです。
中でも「ゼブラヤドカリ」という仲間は非常に美しい色をしています。
大島では6種類のゼブラヤドカリが出現していますが
その内から3種ご紹介しましょう。
まずは、フルセゼブラヤドカリです。
大島では、非常に数の多い種で、この仲間の中では一番温帯域に適応しています。
なので、一年中見る事が出来るのです。
次にクレナイゼブラヤドカリ。
古い図鑑ではこれに「ゼブラホンヤドカリ」の名前が与えられている物もあります。
実に美しい色ですね~
実は、和名は私が考えさせて頂きました。実に思い入れの強いヤドカリです。
最後に、これが正真正銘、ゼブラホンヤドカリです。
何故、これだけ「~~~ホンヤドカリ」なのでしょう?
他のは全て「~~ゼブラヤドカリ」なのに・・・
それは、このヤドカリが発見された時には、「ゼブラヤドカリ属」はなく
「ホンヤドカリ属」だと思われていたからです。
そのまま名前が残っているのも、歴史を感じます。
この種は数も少なく、水深も深い所に生息しています。
因みに、この種が正しく載っている生態図鑑はありません。
何故、こんなに美しい色をしているのでしょう?
この仲間は、基本的には壁の亀裂の奥や、石の下に居ます。
水中では、明るい色は水に水に吸収され目立たなくなります。
しかし、それは光があたる場所の事、暗がりが好きなら別に派手じゃ無くても目立たないはず・・・
謎ばかりです。。。
種が細分化され進化して行く過程で、棲家を選んで来たのでしょう。
もしかしたら、過去にはもっと水深の深い場所で、この明るい体色を隠れ蓑にして生活していたのかもしれませんね。
それが、段々を生息場所を広げ、敵の多い浅場に来ると体色だけでは身を守れず
暗がりの隠れる様になった・・・
こんな感じで考えてみるのも非常に面白いものです。
今後も機会があったら、大島のヤドカリ達をご紹介して行きましょう。
ヤドカリというと、誰もが頭にその姿を思い浮かべる事が出来るでしょう。
貝に入ってはさみが出てて、脚が出てて。
こんな感じで絵にもかける位良く知っていると思います。
しかし、詳しく何処まで知ってるの?と聞かれれば、答えに詰まる方が殆どでしょう。
ヤドカリは、海にも川にも陸にもいるのか?
ヤドカリの脚は全部で何本なのか?
全部の種類が貝に入っているのか?など等
詳しくと言ってもこの程度の質問です。
「そう言われてみると~~」って感じでは無いでしょうか?
以前、カタツムリの時にも書きましたが、あまりにも身近に居すぎて関心すら持たれない生き物。
強いて言えばヤドカリはそんなカテゴリーに入る生き物なのです。
行く行くは「ヤドカリ図鑑」を世に出したいと思っている私にとっては、これは大問題。
あまりにもマニアックな生き物の様に思われがちだが
水中の他の生物に比べれば、かなり世に知られている生き物であるのも事実です。
今日は、このブログをお読みの皆様に、少しヤドカリの魅力に触れて頂こうと思います。
今回のテーマは、「美しいヤドカリ達」
色の綺麗なヤドカリは結構いるんです。
中でも「ゼブラヤドカリ」という仲間は非常に美しい色をしています。
大島では6種類のゼブラヤドカリが出現していますが
その内から3種ご紹介しましょう。
まずは、フルセゼブラヤドカリです。
大島では、非常に数の多い種で、この仲間の中では一番温帯域に適応しています。
なので、一年中見る事が出来るのです。
次にクレナイゼブラヤドカリ。
古い図鑑ではこれに「ゼブラホンヤドカリ」の名前が与えられている物もあります。
実に美しい色ですね~
実は、和名は私が考えさせて頂きました。実に思い入れの強いヤドカリです。
最後に、これが正真正銘、ゼブラホンヤドカリです。
何故、これだけ「~~~ホンヤドカリ」なのでしょう?
他のは全て「~~ゼブラヤドカリ」なのに・・・
それは、このヤドカリが発見された時には、「ゼブラヤドカリ属」はなく
「ホンヤドカリ属」だと思われていたからです。
そのまま名前が残っているのも、歴史を感じます。
この種は数も少なく、水深も深い所に生息しています。
因みに、この種が正しく載っている生態図鑑はありません。
何故、こんなに美しい色をしているのでしょう?
この仲間は、基本的には壁の亀裂の奥や、石の下に居ます。
水中では、明るい色は水に水に吸収され目立たなくなります。
しかし、それは光があたる場所の事、暗がりが好きなら別に派手じゃ無くても目立たないはず・・・
謎ばかりです。。。
種が細分化され進化して行く過程で、棲家を選んで来たのでしょう。
もしかしたら、過去にはもっと水深の深い場所で、この明るい体色を隠れ蓑にして生活していたのかもしれませんね。
それが、段々を生息場所を広げ、敵の多い浅場に来ると体色だけでは身を守れず
暗がりの隠れる様になった・・・
こんな感じで考えてみるのも非常に面白いものです。
今後も機会があったら、大島のヤドカリ達をご紹介して行きましょう。