このところ雨や曇天の多い伊豆諸島です。
きのう今日、とっても暖かで4月中旬並みの気温とか。
風が強いと思ったら、春一番だそうですね!?
ふと、道路脇の土手を見ると↑ツチグリがタコやってました!
昨夜が雨で、今日は晴れたためか「晴天の旅人」と呼ばれる腹菌類のキノコ、
ツチグリ君は、すたこら逃げ出すタコのようです↓(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/e9/540cb5caaf2a1f9d0ed850824f56d749.jpg)
でも、今日の主題はツチグリじゃなくて、・・・ツチグモ。
子どもの頃、ツチグモと呼んでいたけど、
フクログモの異名があり、
正式な名は、ジグモ です。
以前、スタッフ勉強会の時だったか、
「大島に ジグモは いる?」という話になりました。
見たような、見てないような?
他の地域での記憶とごっちゃになってて???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/5c/f480caab012bf406221b02506763331a.jpg)
で↑、ツチグリが転がっているような道端の土手で、
いました、いました、会えました!
褐色でほとんど土手に同化しています。
腐りかけた植物の根っこのような・・・でも↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/53/b1507e7e663fe0e4e1c2f3f15bb84c57.jpg)
先をちょっと、つまんで見ると?
筒状と言うか、チューブ状、・・・
実は土の中にまで伸びた、長ーい、長ーい、クツ下状の巣なのです。
まだ、ファミコンや電子ゲームがなかった時代、
子どもたちは、身近にいるアリジゴクやジグモにも
遊んでもらったものでした。
子どもは案外残酷なもので、
(ぼくらだけ?)
空き缶に2匹のジグモを入れて戦わせるのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/1e/b7223a9a62dca59f75b5ab69ed2f438a.jpg)
こんな具合↑に、巣の先端が上を向いているのが通常です。
樹木や壁や石垣などの根もとに袋状の住居を作ります。
丈夫な巣なら、そして上手くやれば、
すーーーっと土の中の巣全体が抜け出て来るのですが・・・
子どもの頃は上手かったのになあ・・・(汗)
ダメでした。すぐ、そこで切れてしまいます。
仕方ない。
失礼して、土手の土をほんの少し剥がしてみました。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/52/8167410cad5cf7f4ba7cd8a22a4c1220.jpg)
上の黒丸くなった所から地上部が出ていました。
そして下の指で示している所が、巣の最深部。
長さの割合では、地上部が3分の1くらいですね↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/85/cf2f935f6ad84994b036c50f28fdd62b.jpg)
全体で10センチほどありました。
この↑一番右側が深い部分で、普段は最深部にジクモが潜んでいます。
獲物が地上部に触れると、
すぐにそこまで上がって来て袋の中から噛み付き、
中に引き入れます。
袋の中にいつもいるのはメスで、
オスは地上を歩き回るそうです。
この巣にいたのは↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/bd/098834a62787d62a687ed8759b190bb6.jpg)
ちょっと小さめですが、腹が大きいので若いメスでは?
前方に突出している大あごも加えると、
メスでは2センチを越えます。
8~9月頃に産卵し、
袋状住居の最深部に卵嚢(らんのう)を作ります。
まだ寒いから(冬眠?)なのか、死んだ振りなのか?
動きませんでした。そのまま袋に入れて埋め戻しました。
なので↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/f6/a794e8069f4d4c18c8f451b76c499ee4.jpg)
事典のイラスト↑で、スタイルをご覧ください。
この図は、腹が大きいので、たぶんメスです。
いつも、間違えそうになるのですが、
地球、大地、土地、地デジの「地」は「ち」ですね。
それでいくと「地グモ」は、「ヂグモ」かって?
GEO ヂオ・パーク って感じ?!(笑)
でも、ジグモなのですね???
私の住まいは、差木地(さしき・じ)です。
言葉ってむずかしい。
今度、NHKの言葉おじさんに聞いてみよう・・・
(なるせ)
きのう今日、とっても暖かで4月中旬並みの気温とか。
風が強いと思ったら、春一番だそうですね!?
ふと、道路脇の土手を見ると↑ツチグリがタコやってました!
昨夜が雨で、今日は晴れたためか「晴天の旅人」と呼ばれる腹菌類のキノコ、
ツチグリ君は、すたこら逃げ出すタコのようです↓(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/e9/540cb5caaf2a1f9d0ed850824f56d749.jpg)
でも、今日の主題はツチグリじゃなくて、・・・ツチグモ。
子どもの頃、ツチグモと呼んでいたけど、
フクログモの異名があり、
正式な名は、ジグモ です。
以前、スタッフ勉強会の時だったか、
「大島に ジグモは いる?」という話になりました。
見たような、見てないような?
他の地域での記憶とごっちゃになってて???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/5c/f480caab012bf406221b02506763331a.jpg)
で↑、ツチグリが転がっているような道端の土手で、
いました、いました、会えました!
褐色でほとんど土手に同化しています。
腐りかけた植物の根っこのような・・・でも↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/53/b1507e7e663fe0e4e1c2f3f15bb84c57.jpg)
先をちょっと、つまんで見ると?
筒状と言うか、チューブ状、・・・
実は土の中にまで伸びた、長ーい、長ーい、クツ下状の巣なのです。
まだ、ファミコンや電子ゲームがなかった時代、
子どもたちは、身近にいるアリジゴクやジグモにも
遊んでもらったものでした。
子どもは案外残酷なもので、
(ぼくらだけ?)
空き缶に2匹のジグモを入れて戦わせるのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/1e/b7223a9a62dca59f75b5ab69ed2f438a.jpg)
こんな具合↑に、巣の先端が上を向いているのが通常です。
樹木や壁や石垣などの根もとに袋状の住居を作ります。
丈夫な巣なら、そして上手くやれば、
すーーーっと土の中の巣全体が抜け出て来るのですが・・・
子どもの頃は上手かったのになあ・・・(汗)
ダメでした。すぐ、そこで切れてしまいます。
仕方ない。
失礼して、土手の土をほんの少し剥がしてみました。↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/52/8167410cad5cf7f4ba7cd8a22a4c1220.jpg)
上の黒丸くなった所から地上部が出ていました。
そして下の指で示している所が、巣の最深部。
長さの割合では、地上部が3分の1くらいですね↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/85/cf2f935f6ad84994b036c50f28fdd62b.jpg)
全体で10センチほどありました。
この↑一番右側が深い部分で、普段は最深部にジクモが潜んでいます。
獲物が地上部に触れると、
すぐにそこまで上がって来て袋の中から噛み付き、
中に引き入れます。
袋の中にいつもいるのはメスで、
オスは地上を歩き回るそうです。
この巣にいたのは↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/bd/098834a62787d62a687ed8759b190bb6.jpg)
ちょっと小さめですが、腹が大きいので若いメスでは?
前方に突出している大あごも加えると、
メスでは2センチを越えます。
8~9月頃に産卵し、
袋状住居の最深部に卵嚢(らんのう)を作ります。
まだ寒いから(冬眠?)なのか、死んだ振りなのか?
動きませんでした。そのまま袋に入れて埋め戻しました。
なので↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/f6/a794e8069f4d4c18c8f451b76c499ee4.jpg)
事典のイラスト↑で、スタイルをご覧ください。
この図は、腹が大きいので、たぶんメスです。
いつも、間違えそうになるのですが、
地球、大地、土地、地デジの「地」は「ち」ですね。
それでいくと「地グモ」は、「ヂグモ」かって?
GEO ヂオ・パーク って感じ?!(笑)
でも、ジグモなのですね???
私の住まいは、差木地(さしき・じ)です。
言葉ってむずかしい。
今度、NHKの言葉おじさんに聞いてみよう・・・
(なるせ)