明日から、山頂ジオパーク展が始まります。
今日は最後の会場準備に行ってきました。
以前準備した写真だけでは、部屋が大きくて何だか寂しかったので
ジオサイトの写真や、夏に展示した写真も置くことになり、数人で作業をしました。
協力してバランスを見ながら、写真を配置しました。
大島支庁の皆さんも、様子を見に来てくれました。
10分ちょっとのバーチャルツアーも実際に上映してみました。
バーチャルツアーは11時30分、12時15分、13時00分の3回、毎日上映されます。
皆さん、ぜひ見にいらしてください!
…と言いながら、明日、明後日は、山は雪で通行止めになるかもしれませんね…(^_^;)
ところで夕方、久しぶりに犬の散歩で、“乳が崎”を歩いてきました。
まず目についたのは、ハチジョウイボタの実です。
半落葉のはずの葉を綺麗に落として、枝先についた実がメチャクチャ目立っていました。
ずいぶん鳥に食べ残されているのですね~。
「まずいのかな?」と思って恐る恐る口に入れてみたら…
ザラザラしていて、全然美味しくありませんでした(^_^;)。
時期を過ぎてしまったのでしょうか?
そこ、ここで見つかるのは、新しい葉を伸ばし始めたカジイチゴたちです。
「まだ寒いなぁ~。」
「もう待てない~。」
「もう一人前だぞ~!」
…様々な成長段階の葉っぱがあって、小さな春を楽しめました(^。^)
モクレイシの木も、花の蕾を膨らませていました。
あと1か月ほどで、白くて可愛い花を咲かせることでしょう。
シロダモはまだ、冬芽の中に春の新しい葉を大切にしまったままでした。
新しい葉はフワフワの毛を身にまとっているのに、案外慎重なのですね。
昨年の秋に結実した小さな実も育っていました。
今はまだ“緑色の小粒”も、秋には立派な赤い実に成長することでしょう。
今日の乳が崎からの眺め。
葉を落とした木々たち。枯れたススキの薄茶色。
まさに冬の風景ですが、この風景の中を、道の両脇をゆっくり見ながら歩くだけで
春を待つ様々な植物たちの個性を見ることができます。
明日、明後日の、吹雪が終わったら、きっともっと春を感じられる景色を
探すことができるようになるでしょう。
2011年の春を、めいっぱい楽しみたいですね~!(^^)!
(カナ)