グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

夕方の樹冠トレイル

2011年07月14日 | 植物
連休明けの19日に、大島高校でジオパークの講演をさせてもらうことになっていて、
その資料づくりでここ数日、かなりインドアな生活を送っています。
「外には虫が一杯飛んでいそうだよな~。」などと思いながら。(笑)

…で夕方、とある会議に出た後、気分転換に“MY樹冠トレイル”をのんびり歩いてきました。

太陽はかなり傾いて通路は日陰になり、快適な散歩が楽しめました。

今日一番目立っていたのは、アカメガシワでした。
華やかだった雄の花は、もう花粉を飛ばすという役割を終え、かなり淋しい状態になっていました。

ほとんど、細い花茎が残るのみ(^_^;)

それに比べて、雌の花は元気いっぱいです!
こんな状態でした(^O^)


メスの花の中には、もうほとんどオスの花が咲いていないのに、3本のメシベを伸ばしているものもいました。

コレって、努力の甲斐はあるのでしょうか?(^_^;)

おや?
雌しべが妙に、まばらなのもいました!

何だかクリスマスツリーに、飾りを散りばめたみたいで可愛いです。
実になる部分のトゲトゲが、すごい勢いで伸びてきてますね。

一番多かったのが、この状態でした。

雌しべが目立たなくなって、イガグリみたいな実が大きくなっています。

アカメガシワの雌しべって、こうやってだんだん縮んでいくのですね。
いったいどの段階までが花で、どこからが実って呼ぶのだか、わかりにくい…(^_^;)

(アカメガシワの実がこの後どうなっていくのか興味のある方は、1年半前の下記ブログをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/gscrikuguide6/e/f926c93369969503034166df1365ce05

アカメガシワの観察に熱中していたら、ネムノキの華やかなピンクの花がウワ~っと目に飛び込んできました!

見事な咲きっぷりです!

夕方の柔らかい日差しの中で、フワフワの可愛い花が風に揺れていました(^。^)

この花が月明かりに照らし出されたら、私が虫だったら思わず寄っていってしまうかも(^。^)

一方葉っぱの方は、みるみるうちに閉じ始めました。

下の葉は寝つきが良いらしく「絶対起きないもん~!」と言わんばかりに、ペッタンコになっていました。

さて、トレイルを一周して帰ってきたら、先週のトラノオがまだ咲いていました。

まだまだ十分綺麗でした~(^^)v

のんびり楽しんだ樹冠トレイル…。
リフレッシュした分だけ、デスクワークがはかどる…と良いのですけど(^_^;)

(カナ)








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