グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ジオパークでのダイビング

2011年07月17日 | 今日の大島
今日、朝7時の岡田港。
トンネルができてからあまり人が通らなくなった旧道にある“港の見える丘”からの風景です。

青い海と、青い空…夏ですねぇ~(^^)v

近くの壁では真夏のアジサイ、ラセイタタマアジサイの巨大な葉っぱが群生していて、とても見事でした。


この大きさの葉っぱが珍しくありません。

絶対人の顔より大きい!
あまりにもたくさん大きな葉っぱがあるので、思わず車を止めて葉っぱに触っちゃいました(笑)

花のつぼみを包んでいる苞も、どんどん膨らんできています。
巨大な葉の上の小さな2枚の葉の真ん中の白い粒(苞)を拡大すると…

学校が夏休みに入る頃には咲き始めるのではないでしょうか?
それとも、もう島の南部では咲いているかな~?

ところで今日は海の日がらみの3連休中日で忙しかったので、朝の散歩以外はずっと店で留守番していました。
そうしたら店のデッキの上で「おお!素晴らしい~!」と思うような光景に出会いました。

ハンガーから垂れ下がっているのが何だかわかりますか?

何と、水にぬれても良いように加工された地質図です。
年に数回大島に潜りに来てくれるショップのガイドさんが、潜る前の計画を皆に説明する時に、この地図を広げていました。

私は山のガイドの時はいつもこれと同じ地質図を持って歩くのですが、ダイビング計画を話す時にこの地質図を広げる…というパターンは初めて見ました。

確かに大島は海の中にも溶岩が流れ込んで地形をつくっているのですから、どの時代にどうやって溶岩が流れたかがわかれば、水中での浮遊感や水中生物との出会いの他に、水中のジオまで楽しめるわけですよね(^^)v

ダイバーに大人気の秋の浜だって、大島の火山から流れ出た溶岩流で形作られています。

コレって、まさに“ジオパークで楽しむダイビング”ですよね!

地図にはしっかりダイビングのポイント名も書き込まれていました。


火山好きの海のガイドさん。

いつか大島で“英語でめぐるジオツアー”のガイドを担当してくれないかなぁ~(^^)v

(カナ)



コメント (2)
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