昨日車を降りようとしたら、ドアミラーの縁を1匹のイモムシが這っていました。
どこからやってきたのでしょう?
かなり慌てているようです。
何気なく見ていたら、鏡の上を這い始めました。
「へ~、ガラス面も登れるんだ。」
1回足を滑らせて落ちそうになったものの、すぐに体制を立て直し登っていきます。
やがてガラス面は安定しないと気付いたのか、ドアミラーの縁に場所を移し更に上へ…。
高い所まで行けば、何かあるとでも思っているのでしょうか?
登り切ったところで、ミラーの裏に回り込みました。
しばらく黒いカバーの表面を歩きまわっていたと思ったら…
ズル!っといきなり転落(^_^;)
「あ!落ちた!!」と思った次の瞬間には、糸を垂らして空中につり下がっていました!
いつの間に、ミラーカバーに糸をつけていたのでしょう?
ものすごい早業です!!(尊敬)
イモムシって落ちる瞬間に糸を出して、近くの物に体を固定できるのでしょうか??
それとも、計画的行動?
私には、意図せず落ちたようにしか見えませんでしたけれど…。
さて、地面に激突することなくスルスルと糸を伸ばし、あっという間に無事着地したイモムシ君、
灼熱のコンクリートの上で移動を開始しました。
手で触れると「火傷する~!」と思うぐらいの熱さなんですけれど、イモムシは平気なのでしょうか?
…どうやら平気ではないようでした(^_^;)
数秒後には、体をハネさせて暴れ始めました。
動画でお見せできないのが残念ですが、まさに“全身の力を振り絞って跳ねまわる”という感じでした。
「アチチ!熱い、苦しい~!!」というイモムシの心の叫びが、確かに聞こえました…。
ウ~ン…、この場に居合わせて見殺しにするのもちょっと…。
と、いうことで救出決定。
イモムシ君は1.5cmと小さいうえに動き回るのでうまくつかめず、結局布の上に載せて移動しました。
移動先は木陰のブロック塀の上。
普通に動けるようになったイモムシ君、直前の出来事にアドレナリンが出ているのか(虫にアドレナリンってあるの?)スゴイ勢いで動き始めました。
近くの植物に這いあがって、しばし休憩。
やっと少し落ち着いたようです。
「ふう、やれやれ~。」
「ん?」
「なんだもう行き止まりか…。」
…こうしてイモムシは向きを変え、次なる冒険へと旅立っていったのでした。
帰宅後イモムシの正体を調べたのですが、「コレ!」と自信を持って言える名前は見つかりませんでした。
でもハマキガの仲間が、一番近いようです。
葉を巻いたり重ね合わせたりして巣をつくるハマキガの幼虫だとしたら、家を離れてスゴイ大冒険の旅に出たものですね。
この幼虫が外敵に襲われる前に、再び安住の住みかを作れる確率はどのぐらいあるのでしょう?
「生きることは常に、真剣勝負の冒険だなぁ~。」
小さな虫の後ろ姿を見送りながら、そんな事を感じたのでした。
(カナ)
どこからやってきたのでしょう?
かなり慌てているようです。
何気なく見ていたら、鏡の上を這い始めました。
「へ~、ガラス面も登れるんだ。」
1回足を滑らせて落ちそうになったものの、すぐに体制を立て直し登っていきます。
やがてガラス面は安定しないと気付いたのか、ドアミラーの縁に場所を移し更に上へ…。
高い所まで行けば、何かあるとでも思っているのでしょうか?
登り切ったところで、ミラーの裏に回り込みました。
しばらく黒いカバーの表面を歩きまわっていたと思ったら…
ズル!っといきなり転落(^_^;)
「あ!落ちた!!」と思った次の瞬間には、糸を垂らして空中につり下がっていました!
いつの間に、ミラーカバーに糸をつけていたのでしょう?
ものすごい早業です!!(尊敬)
イモムシって落ちる瞬間に糸を出して、近くの物に体を固定できるのでしょうか??
それとも、計画的行動?
私には、意図せず落ちたようにしか見えませんでしたけれど…。
さて、地面に激突することなくスルスルと糸を伸ばし、あっという間に無事着地したイモムシ君、
灼熱のコンクリートの上で移動を開始しました。
手で触れると「火傷する~!」と思うぐらいの熱さなんですけれど、イモムシは平気なのでしょうか?
…どうやら平気ではないようでした(^_^;)
数秒後には、体をハネさせて暴れ始めました。
動画でお見せできないのが残念ですが、まさに“全身の力を振り絞って跳ねまわる”という感じでした。
「アチチ!熱い、苦しい~!!」というイモムシの心の叫びが、確かに聞こえました…。
ウ~ン…、この場に居合わせて見殺しにするのもちょっと…。
と、いうことで救出決定。
イモムシ君は1.5cmと小さいうえに動き回るのでうまくつかめず、結局布の上に載せて移動しました。
移動先は木陰のブロック塀の上。
普通に動けるようになったイモムシ君、直前の出来事にアドレナリンが出ているのか(虫にアドレナリンってあるの?)スゴイ勢いで動き始めました。
近くの植物に這いあがって、しばし休憩。
やっと少し落ち着いたようです。
「ふう、やれやれ~。」
「ん?」
「なんだもう行き止まりか…。」
…こうしてイモムシは向きを変え、次なる冒険へと旅立っていったのでした。
帰宅後イモムシの正体を調べたのですが、「コレ!」と自信を持って言える名前は見つかりませんでした。
でもハマキガの仲間が、一番近いようです。
葉を巻いたり重ね合わせたりして巣をつくるハマキガの幼虫だとしたら、家を離れてスゴイ大冒険の旅に出たものですね。
この幼虫が外敵に襲われる前に、再び安住の住みかを作れる確率はどのぐらいあるのでしょう?
「生きることは常に、真剣勝負の冒険だなぁ~。」
小さな虫の後ろ姿を見送りながら、そんな事を感じたのでした。
(カナ)