グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

横網町公園

2012年07月03日 | その他
隅田川に架かる蔵前橋に近いここ横網町公園があり、その中に慰霊堂と復興記念館という大きな建物があります。

慰霊堂外観です

復興記念館は二階建てで、入場無料にて見学できます

大正12年9月1日に発生した関東大震災時 「被服廠」の跡地でこの界隈の人達はこの広場へと避難しました、運び込まれた家財に飛び火し強風もあいまって燃え広がり多数の死者が出たそうです。その霊を供養し、東京の復興という大事業を記念するものだそうです。その後、東京大空襲の犠牲者の霊おも安置されているそうです。(米軍は関東大震災の被害地区に空襲をしたと聞いたことがあります)

★グンニャリと曲がった電柱の鉄筋
よ~く見てくださいね
そのほか熱で溶けた金属類(ポンプや印刷機)、当時の生活道具など。写真や絵などのパネルで震災の悲惨さが伝わります。
地震で命が救われたのにその後の火災の広がりは計り知れないものがあります。東北の地震のも、その後の津波がなければ多くの人が助かっていたでしょう。

公園内にはこんな池もあります。
池の中には何がいるか探してしまいますが、池のそばの梢も今の時期はモリアオガエルの卵塊があるかと思ってしまいます

公園の外では道路脇の植栽の整備をするやさしいボランティアの方を見かけました。

※「被服廠」とは旧陸軍被服廠の事で陸軍の制服関係を作っていた軍需工場跡で東京市が購入し公園整備をしていた矢先でした。(その当時は東京は東京市でした)  (しま)
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