暑い毎日ですが、皆さんお元気ですか?
暑い日中、
歩く時は日陰のある所を選んでしまいますね。
特に木陰は涼しく感じます。
大島は道沿いに防風林が多くあるので、
道を歩く時、木陰を歩けるのが魅力のひとつです。
一昨日、そんな道路脇の木陰で、
目の前を鮮やかな青紫色のチョウが横切りました。
見失わないように注意して目で追うと、
近くのハランの葉に止まってくれました。
それが、この「ムラサキツバメ」です。
見出し写真より、この↑写真の方がぼやけてますが、
後ろ羽についている小さな尾のような突起が
はっきり写っているので、こちら↑もご覧下さい。
この尾状突起をツバメの尾にたとえて、
和名をムラサキツバメというそうです。
シジミチョウ科の中では、比較的大きい方です。
羽を開いて美しい紫色を見せて欲しいと念じました(笑)
・・・が、
素早く飛んで近くにあったマテバシイの葉に止まり、
羽を閉じてしまいました。
マテバシイは大島では南部に多い樹木で、
ムラサキツバメは幼虫時代にこの木の葉を食べて成長します。
ということは、葉に産卵するのかもしれない、と待ちましたが、
・
・
・
・
しばらくすると、また飛び上がって、
今度は足元のアシタバの葉に止まってくれました。
期待を込めて、再度お願いすると、
おおお・・・!
ゆっくり羽を開いて、明るい青紫色を披露してくれました。
これがムラサキツバメのメスの特徴です。
ちなみに、オスは暗い紫色。
前羽の先が少し欠けていて、ちょっと疲れているようにも見えます(失礼)
ムラサキツバメは成虫が集団で越冬する習性だそうですから、
この小さなメスも、そうして冬を越し夏を迎えているのかも・・・。
ムラサキツバメは、ナガサキアゲハやツマグロヒョウモンなどと同じように、
以前は西日本に分布していて関東周辺では見られませんでしたが、
地球温暖化の影響でしょうか? 北上傾向にあり1998年頃から記録があるとか。
大島では2005年頃から定着したそうです。
【今日のおまけ】
軽井沢の「ピッキオ ビジターセンター」で、
企画展「コウモリの不思議な世界」が催されています。
7月15日~10月31日
大島の認定ネイチャーガイドは、ピッキオのスタッフによる
ガイド講習を受けたのでした。どんな所か1度見学したいものです。
「第18回コウモリフェスティバル2012in軽井沢」
「コウモリ学校講演会」は、9月1日(土)2日(日)
千代田区立軽井沢少年自然の家 (フェスティバルは8月10日が受付締切)
お問い合わせ先:ピッキオ ℡0267-45-7777
コウモリに関心のある方、軽井沢周辺の避暑地にお出かけのご予定がある方、
参加してみてはいかがでしょう。
コウモリへの見方がガラリと変わるかも(^-^)!
(なるせ)
暑い日中、
歩く時は日陰のある所を選んでしまいますね。
特に木陰は涼しく感じます。
大島は道沿いに防風林が多くあるので、
道を歩く時、木陰を歩けるのが魅力のひとつです。
一昨日、そんな道路脇の木陰で、
目の前を鮮やかな青紫色のチョウが横切りました。
見失わないように注意して目で追うと、
近くのハランの葉に止まってくれました。
それが、この「ムラサキツバメ」です。
見出し写真より、この↑写真の方がぼやけてますが、
後ろ羽についている小さな尾のような突起が
はっきり写っているので、こちら↑もご覧下さい。
この尾状突起をツバメの尾にたとえて、
和名をムラサキツバメというそうです。
シジミチョウ科の中では、比較的大きい方です。
羽を開いて美しい紫色を見せて欲しいと念じました(笑)
・・・が、
素早く飛んで近くにあったマテバシイの葉に止まり、
羽を閉じてしまいました。
マテバシイは大島では南部に多い樹木で、
ムラサキツバメは幼虫時代にこの木の葉を食べて成長します。
ということは、葉に産卵するのかもしれない、と待ちましたが、
・
・
・
・
しばらくすると、また飛び上がって、
今度は足元のアシタバの葉に止まってくれました。
期待を込めて、再度お願いすると、
おおお・・・!
ゆっくり羽を開いて、明るい青紫色を披露してくれました。
これがムラサキツバメのメスの特徴です。
ちなみに、オスは暗い紫色。
前羽の先が少し欠けていて、ちょっと疲れているようにも見えます(失礼)
ムラサキツバメは成虫が集団で越冬する習性だそうですから、
この小さなメスも、そうして冬を越し夏を迎えているのかも・・・。
ムラサキツバメは、ナガサキアゲハやツマグロヒョウモンなどと同じように、
以前は西日本に分布していて関東周辺では見られませんでしたが、
地球温暖化の影響でしょうか? 北上傾向にあり1998年頃から記録があるとか。
大島では2005年頃から定着したそうです。
【今日のおまけ】
軽井沢の「ピッキオ ビジターセンター」で、
企画展「コウモリの不思議な世界」が催されています。
7月15日~10月31日
大島の認定ネイチャーガイドは、ピッキオのスタッフによる
ガイド講習を受けたのでした。どんな所か1度見学したいものです。
「第18回コウモリフェスティバル2012in軽井沢」
「コウモリ学校講演会」は、9月1日(土)2日(日)
千代田区立軽井沢少年自然の家 (フェスティバルは8月10日が受付締切)
お問い合わせ先:ピッキオ ℡0267-45-7777
コウモリに関心のある方、軽井沢周辺の避暑地にお出かけのご予定がある方、
参加してみてはいかがでしょう。
コウモリへの見方がガラリと変わるかも(^-^)!
(なるせ)