グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

この木があるから育つ

2012年07月20日 | 植物
昨日は猛暑日でしたが、今日は一転、梅雨ざむに逆戻り。
体調がおかしいです。

見出し写真は、
道路沿いなどに多いカラズザンショウの木。
葉の上の日当たりの良いところへ花が咲き始めています。


葉の先をちょっと摘んだだけでも、
独特な匂いが指にしっかり付いてしまいます。

ウナギを食べる時に掛ける山椒の香りを濃縮して、
すごーーーく甘ったるくしたような匂い?

この匂いは嫌いな方も多いと思います。
もちろん好きな方がいても良いのですけど…(笑)

この木の葉が大好きな、

モンキアゲハの幼虫↑です。
かなりの勢いで食べていました。

こちら↓は、

カラスアゲハの幼虫。
2頭身って感じで、何ともかわいいです!
カラズザンショウの葉を茎だけにして、
ちょこんと乗っていました。

カラスザンショウを食べるカラスアゲハ。
カラスつながり!? 

たまたま、だと思います(笑)

すぐ近くに葉の形のよく似た、

ヌルデがありましたが、

こちらの葉は、アゲハの幼虫たちには
食べられていません。
ヌルデはウルシの仲間。

ちなみに、サンショウはミカンの仲間でした。
アゲハチョウの仲間は、
柑橘系を食樹とするものが多いですね。



【きょうのオマケ】
先々週、庭先のクワの木にいて個体識別ができ、
 L(エル)ちゃんと名付けたキボシカミキリは、

いつの間にか、他の子↑と入れ替わっていました!

今年、多いですか?

(なるせ)
コメント
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