グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

富士山と鷹

2010年01月02日 | 
 
 あけましておめでとうございます。
一年も残すところあと364日となりました。(なんじゃそりゃ)

 年明けということで、何かおめでたい被写体は無いかと考えつつ、鳥を探しに山に向かっていると、一羽のノスリ(タカの仲間)がゆっくりと斜面の上空を舞っているのを見つけました。今日は対岸の伊豆半島や富士山が綺麗に見えています。
 咄嗟に「これはもしかして!」と思い車で先回りして待っていると、奇跡的に狙ったとおり富士山をバックに飛んできました。上の写真の富士山の下、船が写っている真上にちっちゃくノスリが写っているのが見えますか?

 一富士、二鷹のおめでたい画像です。(^-^)
コンデジ画像のためあまり綺麗な写真ではないですが、条件とタイミングが奇跡的だったので嬉しくなっちゃいました。
 こんなことならなすびでも持っとけばよかった…。
(それでどうする気だ…?)

その後しばらく待ってみましたがノスリが戻ってこないので、別のビューポイントに行ってみたところ、別のノスリが2羽、またしても飛んでくれて富士山の真上に来てくれました。最初はトビだと思ったのですが、「トビも一応タカだし、撮ってみるか…」と撮ってから双眼鏡で確認してみたら2羽ともノスリでした(^▽^;)



ゆっくりと南に流れていきます。



他にもあちこちでノスリを確認できて、10羽以上見たと思います。今の時期本当に多いです。なんかどこにでも居る感が…(^▽^;)

その後この2羽のうちの一羽が頭上に飛んできましたので一枚撮った写真がこれですが、やはりコンデジには限界があります。(笑)



ノスリの美しい写真は12月29日のスタッフ・願法の日記をご覧下さい。

昨日新年のご挨拶に一富士、二鷹の話を書いたので、今日この写真が撮れてよかったです。
ほかに今日出会ったタカはハイタカ、チョゲンボウ、ミサゴ、トビでした。
また伊豆大島ではあまり見られないアオバトや、寅年らしくトラツグミなども観察できました。イズノシマダイモンジソウも残りわずかですがまだ咲いてます。

(あまの)
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謹 賀 新 年

2010年01月01日 | その他
 2010年 平成22年

新年 あけまして おめでとう ございます




 いくら暖かい伊豆大島といっても、ウメはまだ咲かないだろう・・・と思っていたら、
早咲きのウメ「寒紅梅:かんこうばい」が開き始めていました。梅は東アジアの里山に、なくてはならない樹木です。はるか昔に渡来した中国中部原産の落葉樹です。この時期に黄色い花をつける「ロウバイ:蝋梅」がありますが、ウメの仲間(バラ科サクラ属)ではありません。


 
 ご近所の梅林で白梅の花も開き始め、紅・白がそろいました。旧暦では11月中旬というのに、随分と早いですね。
 大島では、タイワンリスやタイワンザルが野生化して、ビワ・クリ・ミカン類などいろいろな果樹に被害がでています。その点、ウメの実は被害にあいにくいようです。

 今年も、自然と人の営みの関わりなどを考えて行きたいと思っています。
大島の自然をご紹介させて頂きながら、皆さんと一緒に動植物から学ばせて頂こうと企んでいます。
 
 どうぞよろしくお願い致します。  (なるせ)







                                2009.12.26撮影

ウメとくればウグイスでしょう!!

『梅に鶯』

ウグイスの別名は『春告鳥』
早春からさえずってまさに春を告げます。

昔から人は春を知らせるこのウメとウグイスを、取り合わせのいいもの、美しく調和するものとして愛でてきました。

ウメの木にウグイスがよくやってくるからではありません。
むしろウメにやってくるのはメジロです。
お互いが早春を代表するものだから、なかなかウメにはやってこないウグイスだからこそ、余計に喜ばしいことなのです。

伊豆大島では早ければ今月下旬からウグイスがさえずり始めます。


今年もたくさんの出会いがあることでしょう。
楽しみです。
どうぞよろしくお願い致します。
  
          がんま



皆さん、明けましておめでとう御座います。
とうとう、新しい年 2010年が始まりました。

今年1年、大島の自然は山だけじゃなく海もあるんだぞと
毎回、磯の貝について書いていました。
しかし、磯には貝以外にも様々な生き物が生活しています。
そんな中で、元旦に相応しい生き物を考えてみました。
色々、考えたのですがやっぱりこれでしょう!!



イセエビです。実にお目出度い感じがします。
重要な海産資源として、漁の対象にもなっているエビです。
なので、皆さん手を触れない様に・・・

実は、このエビ只のイセエビじゃなんです。
「アカイセエビ」という、最近(2005年?)に新種記載された新しいイセエビです。
大島では、2007年に初めて確認されました。
普通のイセエビよりも少し深い所に棲んでいるエビです。
ま~これは、磯でお目にかかる事は無いですね。
お目出度い元旦なので、大目に見てください(笑)

さて、2010年大島の自然はどんな奇跡を我々に見せてくれるんでしょう。


友です^^
初日の出を見てきました。

今年もいつものように雲の後ろからの登場となってしまいましたが、大勢の方の歓声も聞こえてきて、お目出度い気分になりました

日の出より早くから鳥たちが活発に飛び回り、道中もたくさんの鳥に会いました!
鳥見をするには朝早く、という意味はこれなんだな~、という実感から始まった2010年です

いつも諸先輩の後を追ってひぃひぃ言いながら勉強している私です。
でも、いつも楽しくってウキウキわくわく過ごしています♪
今年も未知の世界に踏み込むドキドキ感を楽しみながら安全に大島のフィールドをご紹介していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
(友)


皆様、明けましておめでとうございます。
新年ということで、おめでたい?画像を貼ります(^-^)
一富士、二鷹、ということで猛禽類のミサゴです。



伊豆大島からは特に冬になれば富士山もよく見えますし、タカ類も8種類くらい見られます。なかなか狭い範囲でこれだけの種類の猛禽類が見られるところも無いと思います。
年明けにおめでたい一富士二鷹を見に大島に来られませんか?

今年もたくさんの方に鳥だけでなく伊豆大島の魅力ある自然をご紹介できたらいいなぁと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。
(あまの)



皆さん、明けましておめでとうございます!

母が来島し、三原神社に初詣に行ってきました!
東京高速船の欠航にもかかわらず、三原山では何人もの観光の方とすれ違いました。
やはり三原山は大島のシンボルですね!

それにしても元旦からすごい風でした。
三原神社で手を合わせながら「今年も風や雨に悩まされながら山をあるくのだろうなぁ。」という予感が胸をよぎるような天気でした(笑)。


三原神社様。
どうか私の予感をくつがえし、青空と爽やかな風と、たくさんの感動をお恵み下さい!

そして多くの人にとって、2010年が明るい良い年になりますように!


(カナ)

コメント (5)
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