公園の花壇で咲いていたこのサルビアは、黒い萼と原色の濃いブルーの花が印象的で花の形が面白かったので、集まってきていたミツバチと一緒に撮ってみたのだが、じっと眺めていると、“青い蛇”が蜂に咬み付かれて「ギャー」と叫んでいるように見える。それにしても、どのミツバチも花弁の中の蜜を吸っている様子はなく、黒い萼の方にばかり留まっているのが目に付いたが、何か理由があるのだろうか。
公園の花壇で咲いていたこのサルビアは、黒い萼と原色の濃いブルーの花が印象的で花の形が面白かったので、集まってきていたミツバチと一緒に撮ってみたのだが、じっと眺めていると、“青い蛇”が蜂に咬み付かれて「ギャー」と叫んでいるように見える。それにしても、どのミツバチも花弁の中の蜜を吸っている様子はなく、黒い萼の方にばかり留まっているのが目に付いたが、何か理由があるのだろうか。
たぶん「サルビア・グアラニティカ」だと思うが、全く自信はない。サルビアは、色もよく似たいろんな園芸品種が多いようなので、名前はよく判らない。サルビアは、学名のSalviaがそのまま名前になっているシソ科の園芸植物で、セージ(Sage)という英語名でも呼ばれるようだ。サルビア・グアラニティカは、名前がパラグアイの先住民族のグアラニ族(Guarani)に由来しており、南米原産らしく、英語ではBrazilian Sageと言うそうだ。
河原の草むらに咲いていた1cmくらいの小さな花だが、たぶんヒナギキョウ(雛桔梗)だと思う。ネット上にはヒメギキョウという記述もあって、どちらが正しいのか判らないが、取り敢えずヒナギキョウとしておこう。1ヶ月ほど前にキキョウソウの花を載せたが、いずれも花の大きさは小さくても、色や形はキキョウとよく似ているキキョウ科の野草だ。
この時期に咲く青い花の代表格は、やはりキキョウ(桔梗)かもしれない。秋の七草の一つであり、日本庭園にはよく似合う花だと思う。日本では昔から馴染み深い花だったようで、漢方薬としても利用され、平安時代の和歌にも詠まれているようだ。明智光秀や加藤清正などの武将は、キキョウの家紋を使っていたという。