「みずの森」でネームプレートの確認を忘れたので、確かではないが、たぶんタヌキモ(狸藻)だと思う。水中にある茎や枝葉に小さな捕虫嚢を持っていて、ミジンコなどの微小動物を捕食する食虫植物である。これも絶滅が危惧されている水草だ。
アサザの仲間のガガブタ(鏡蓋)だ。アサザと同じミツガシワ科の水草で、花の色以外はアサザとよく似た花を咲かせる。花の大きさは1~2cmくらいしかない。まだ絶滅危惧種には指定されていないが、絶滅の危機が増大している種の一つだそうだ。
「みずの森」で咲いていたアサザ(淺沙)だ。昔は、日本各地の池や沼でよく見られたようだが、今ではもう植物園でしか見られないくらいにまで数が減少してしまったらしい。環境省の絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている貴重な水草だ。