ネームプレートの確認を忘れてしまったので定かではないが、ヒゴタイではないかと思う。もしかしたらルリタマアザミなのかもしれないが、葉の様子から、取り敢えずヒゴタイとしておこう。漢字では「平江帯」と書くようだ。これも「みずの森」の花壇で咲いていた花だ。
ネームプレートの確認を忘れてしまったので定かではないが、ヒゴタイではないかと思う。もしかしたらルリタマアザミなのかもしれないが、葉の様子から、取り敢えずヒゴタイとしておこう。漢字では「平江帯」と書くようだ。これも「みずの森」の花壇で咲いていた花だ。
ナガボノワレモコウという花穂がやや長いワレモコウだ。ネームプレートにそう書いてあったので間違いないだろう。ワレモコウは、小さな花が集まって一つの花穂ができているが、花には花弁はなく、濃い赤紫色の花弁のように見えるのは萼だそうだ。白花もあるらしい。水生植物園である「みずの森」に植えてあったのだが、これも湿地の植物なのだろうか。
この花穂はまだ蕾の状態だが、マッチの軸のように見える。そういえば、余計な話だが、最近は飲み屋でも喫茶店でも呉れなくなったので、マッチというものを殆ど見掛けなくなった。もっとも、タバコを止めて今月でちょうど1年になるので、マッチもライターも、もう全く必要ない身ではあるのだが…。
これはハンゲショウで間違いないだろう。漢字では「半夏生」とか「半化粧」とか書くようだ。明るい湿地で生育するそうだが、最近では自生する株が次第に減ってきているらしい。葉の一部だけが白いという変わった面白い植物だ。
ヒオウギ
2008-07-26 | 草花
ヒオウギ(檜扇)だと思う。アヤメ科の植物で、なかなか洒落た名前だが、葉が何枚も重なっている状態が扇に似ていることに由来するとか。ミソハギもヒオウギも、夏に咲く赤系統の色の花は、花の色は鮮やかだが、何となく暑苦しく感じられる。
ホテイアオイと同じミズアオイ科の水性植物のポンテデリアだ。日本名はナガバミズアオイと言うそうだ。ポンテデリアはホテイアオイのように水面に浮遊しているのではなく、水辺の土中に根を生やして生育しており、葉が細長いものとハート型をしたものがあるようだ。いずれも青紫色の花穂はどことなく涼しげに見え、暑い季節にはよく似合う。
池や沼でよく見掛けるホテイアオイ(布袋葵)だ。水面に浮かんで生育する水草だが、南アメリカ原産の帰化植物で、日本には明治時代に観賞用として入ってきたらしい。繁殖力が旺盛で、群生すると池や沼の水面を覆い尽くしてしまうことがあるので、増えすぎると厄介者扱いされるようだが、花は綺麗だ。
「みずの森」にあったヒシモドキだが、これも環境省の絶滅危惧種ⅠA類に指定されている水草だ。“モドキ”という名前の付け方はどうも気に入らないが、同じ水草のヒシに似ているのでヒシモドキ(菱擬)となったそうだ。
「みずの森」でネームプレートの確認を忘れたので、確かではないが、たぶんタヌキモ(狸藻)だと思う。水中にある茎や枝葉に小さな捕虫嚢を持っていて、ミジンコなどの微小動物を捕食する食虫植物である。これも絶滅が危惧されている水草だ。