本日3月27日の日経朝刊に重要な記事が掲載されている。
1つは「高齢者との会話/電話でサービス」と記事の一部を引用すると「NTT東日本とNTT西日本は7月をめどに、電話で専門のオペレーターが高齢者の話し相手になるサービスを始める」という「新サービスの名称は『あなたのでんわ』。料金は前払い方式」というサービス開始という記事。これはケアマネジャー必見のサービス、ユーザーが知っていてケアマネジャーが知らないということだとケアマネジャーの業務の真意を問われるだろう。
次に人事に関して「メッセージ・ジャパンケア担当」4月1日付けという人事だ。この人事は単にメッセージだけにとどまらないだろう。制度にもかかわってくるのかもしれないしかかわらないのかもしれない、どちらの場合でも、彼の言動には注目せざるを得ない。
3つ目にコラム・大機小機では「高齢化と民主主義」と題して『人口の高齢化が進むと、民主主義が機能不全に陥るのではないか』 と問題を提起している。前の後期高齢者医療制度の廃止での経緯を取り上げ、「高齢者の票を恐れるあまり若者や将来世代に負担を強いるような動きが進む」と危惧をし社会保障と税の一体改革での議論など「日本の民主主義が高齢化の壁を乗り越えられかが今問われている」とい主張している。この観点は重要だと思う。なにせ高齢者の声は大きい、対して20歳以下の将来を担う若者は投票権がない。将来の私たちの生活はどうなるのか、どうするのかという若い世代の声にも耳を傾けることが大事だろう。