心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

嫁に嫉妬

2022年03月18日 | 雑感・愚見

 

1965年 徳島県で65歳の女が

針仕事中の34歳の息子の嫁を斧で切りつけて

殺害した後に農薬を飲んで自殺しました。

 

女は、普段から息子夫婦の仲の良さを

羨んでいたようです。

 

 

愛情を一心に注ぎ育て

母親の自分を慕ってくれていた

息子の心が嫁に奪われてしまった。

 

嫉妬なのか何なのか分かりませんが、

愛する妻と大切な母親を失い

一番辛い思いをするのが誰なのかなんて

簡単に分かるはずなのですが、

 

人間って感情に心を奪われてしまうと

通常ではあり得ない行動をしがちですが

これほどの愚かなことをしてしまう人も

いるということなんですね。

 

誰も幸せにならない結末って………

 

 

道路に飛び出した人を避けようとして

歩道を歩いていた数人を跳ねて

余計に被害を大きくしてしまった。

 

のように突発的な出来事に対して

考えなく身体が反応してしまった場合は、

事故の加害者の責任を問うにしても

責めすぎるのは酷のような気もしますが、

 

上の母親のような場合は、

寂しかったから、孤独を感じたから等の理由が

行動の免罪符にはなり得ません。

 

前回の終身刑の息子を助け出そうとした

ウクライナの母も同様ですが、

ウクライナ国民から称賛する声が上がったように

まだ同情する余地があるようにも感じますが、

 

今回の母親がやったことは、

百歩譲って仮に余地があったとしても

その本人は、この世にいないので悲惨すぎます。

 

 

このようなとんでもない行動は、

悪霊が憑りついたかのように

突然、それが自分に起きることなんて滅多になく

日頃の不快な感情の積み重ねや、

日頃から何かへ反応から宜しくない傾向が

感じ取れるのでそれに気が付くことが大切です。

 

 

自分が想定していないことが起きた時に

イライラし過ぎたり、過剰な感情が湧き上がる。

 

起きたネガティブなことを長く引きずりがち。

起きたことをネガティブに捉えがち。

 

そして、起きたストレスを昇華させることが

上手くないと良くない感情が積み重なり、

感情を正当化する思考が生まれ

それらが次第に大きくなって

自分の中に受け止めきれなくなって爆発。

 

そうならないためにも

日頃から意識して気持ちを切り替えることで

感情に自分を奪われてしまうことの防止になりますし、

 

それが難しいようなら

それらの心の反応パターンを変えるために

自己努力以外に何らかの取り組みをすることが大切です。

 

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計



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