2011年 アメリカのペンシルバニア州に住む男性が
自宅の地下室で自作の飛行機を9年がかりで完成させました。
しかし、大きすぎて地上へと運び出せず
5, 000ドルかけて穴を掘って運び出しました。
自作飛行機の製作費は4万ドルとのこと。
ボトルの狭い口から
ピンセットかなんかで部品を差し込み
ボトルの中で組み立てて模型の船を完成させる
ボトルシップってのがあります。
あれは、完成品を一つの芸術作品として
観賞するためのもの(販売目的もあるかも。)
自宅の地下ガレージに部品を搬入して
完成させた自作飛行機は、観賞するためじゃなくて
実用するために9年かがりで完成させたものの
サイズ的に地下室から搬出することが出来ず
予定外の出費が必要になったらしいのですが、
これ良く分からんのだけど
一つ一つ購入した部品を地下室に搬入し、
順次組み立てたものなのだから搬出口を広げるよりも
組み立てた物を一度分解して搬出して
再び組み立て直さなかったのは、何故何故なあ~ぜ?
時間を考えると搬出口を広げる工事にかかる時間と
分解して外に持ち出し、再び組み立て直す時間よりも
搬出口を広げる工事にかかる時間の方が少なかった?
地下ガレージを駐機場とするために
搬出口を広げる工事に着手したのなら分かりますし、
観賞するために制作していたけれども
完成に近づくうちに実際に空を飛ばしてみたくなったのも
まだ分かります。
私が読んだ記事に書かれていた内容だと
最後の釘を打ち込んで小屋を完成させたら
窓も出入口のドアも作り忘れてしまって
外に出られなくなった的な感じだったんですよね。
この出来事を記事にした人が
自作飛行機完成後に搬出入口を造ったのは同じでも
たんに駐機場とするための工事をした物語にするよりも
ロマン心を刺激されて心変わりした物語にするよりも
大きな成功の中にちょいと間抜けな話を織り交ぜた方が
面白くなると考えただけかもね。
だとしたら注目を引くために
事実に装飾が施されていることになりますが
これ位の印象操作は、私的にはまだ笑える範囲ではあります。
発信されるありとあらゆるものには
悪意や善意、捏造や誇大等、
何らかの印象操作のための装飾が施されているとする方が
賢明かも知れません。