2021年8月 バングラデッシュで
結婚パーティーの最中に落雷が連続して
花婿さんが負傷し、花嫁さんは無事だった。
バングラデッシュでは、
毎年数百人が落雷で命を落としているとのこと。
以前、世界で最も稲妻が多い場所として
ギネス世界記録に認定されている
南米ベネズエラにあるマラカイボ湖のことについて
書かせて頂いたことがありますが、
バングラデッシュも落雷で一日で82人が
死亡したこともあるほどの落雷大国のようで
独立系の調査会社による報告では、
2016年には349人が落雷で命を落としたとのこと。
日本の警察白書によると1994年から2003年の
9年間に落雷の被害を受けた人は約100人程で、
死亡した人は約30人以上とのことなので
バングラデッシュの一日82人とか、
一年で349人は、比べ物にならない位に激烈です。
落雷を受けた人の死亡率が90%以上かと思いきや
意外や意外で30%のようです。
アメリカの統計によると
人間が1年間の内に落雷にあたる確率は、30万分の1。
日本の統計によると
生涯の内に落雷にあたる確率は、1000万分の1とのこと。
アメリカは、ちょくちょく凄まじい竜巻が起きているので
天候が崩れ方が日本とは段違いだからでしょうね。
でもまあ映える動画を撮ろうとして
雷鳴が轟き始めたら屋上に駆け上り
雷光をバックにして黒田節を舞ったりしたら
その人に落雷する確率は跳ね上がることは間違いなしです。
裁判員に選ばれる確率が、約9,000分の1。
日本で竜巻に巻き込まれる確率は、約30,000分の1。
隕石に当たる確率は、250,000分の1。
ジャンボ宝クジを1枚だけ購入して
1当に当たる確率は、1000万分の1。
飛行機事故に遭う確率は、1000万分の1。
日本に限って言えば、飛行機事故に遭う確率は、
過去30年間以上、民間旅客機の墜落事故は0なので
事故発生率は、0%。
これらの数値は、
調査会社によって違ってくるとは思いますが、
まあ落雷には滅多に当たらないということになります。
とは言え、天神さんのパワーは強烈なので
ゴロッと鳴ったら出歩かないことが一番。
その時に屋外にいて遠くの方でゴロッと鳴り出したら
車内や屋内に避難すること。軒下は危険。
そして、誰もが知っていることは高い木には近づかない。
広場にいて頭の真上でゴロッと鳴り出したら
尚更早く退避ですが、近くに逃げ込む場所がなかったら
以前紹介させて頂いた最後の手段の
雷しゃがみの姿勢を取って運を天に任す。
等に注意して実行すれば、
さらに落雷に当たる確率は下がります。
私なんかは、天神様に参拝をした際には必ず、
『私に落とさんといてね。』って
お願いもして安全確保に努めています。
運の悪い人と良い人の境界線は、
ジャンボ宝くじ1当に当選するより先に
落雷に当たるかどうかで良いんじゃないかと思うのです。