以前、ネット通販で靴を購入したショップからメールがきた。
このような場合、大体は「セール」とか、今の季節なら「春の新作」と言った内容のご案内だ。
そのため、見出し=件名だけチェックして、メールを見ないコトが殆どだ。
ところが、今回は「石鹸の販売、始めました」と言う内容。
「靴屋さんが石鹸の販売を始める?!」と言うコトで、興味を持ち早速メールをチェックしてみた。
内容は、確かに「石鹸の販売を始めました」と言うモノ。
その販売に至る理由がとても、素敵な内容だった。
この靴屋さんは、神戸の会社で決して大きな企業ではない。
神戸と言えば、阪神淡路大震災で大打撃を受けた、ケミカルシューズなどを製造していた企業が多く集まる地域だ。
そして、その会社は国内産の合皮などを使った靴を中心に製造・販売をしている。
それだけではなく、「お友達の靴」と言うカタチで、同業者の靴の販売もしている。
その商品ラインナップは、互いに得意な分野を補完し合うような感じだ。
HPの作りも可愛らしく、程よく流行を意識した靴で、個人的には好印象を持っている。
そんな靴屋さんが、石鹸を販売するのには「神戸」と言うキーワードがあった。
新しく扱う石鹸は、創業55年という神戸にある昔ながらの製法で作っている、石鹸メーカー。
その規模も、決して大きいと言う感じではない。
ただ、同じ神戸の会社で「モノをつくる考えが同じ(似ている)」と言うコトで、取り扱いを始めたようだ。
「神戸の会社同士、良いモノを作って、協力して販売していきましょう。そして神戸を元気にしていきましょう」と言う考えがあるようだ。
その発想に、コレまでと違う「地域の活性化」と言うモノを感じたのだ。
コレまでは「同業・同業種の力を終結して、活性化していきましょう」と言うモノが多かった。
その一つが、東大阪の中小企業さんたちが集まって作った「まいど1号」と言うロケットだろう。
いわゆる工業製品の下請け企業さんたちが集まって、「私たちでもロケットが作れるんですよ!」と言うアピールだったし、「まいど1号」の成功は新聞各紙やテレビのニュースでも取り上げられ、東大阪の中小企業さんたちの底力を見せつけた。
ところが、今回の「靴屋さんが石鹸を売る」と言うのは、「神戸の企業」と言うだけで、接点らしきモノはない。
そこが、とても興味深いと思ったし、本来あるべき地域の活性化なのかも知れない、と思ったのだった。
お互いに共通するのは「神戸の企業で、丁寧なモノづくりをしている」と言うコトなだけ。
無理やり共通点を見つけるとすれば「人を心地よくさせるために、努力をしている」と言うコトなのかも知れない。
そして、そんな緩やかでも「人=生活者を心地よくさせる」と言うキーワードで、神戸=地域を元気にしたいと言う発想に、とても興味を覚えるのだ。
このような場合、大体は「セール」とか、今の季節なら「春の新作」と言った内容のご案内だ。
そのため、見出し=件名だけチェックして、メールを見ないコトが殆どだ。
ところが、今回は「石鹸の販売、始めました」と言う内容。
「靴屋さんが石鹸の販売を始める?!」と言うコトで、興味を持ち早速メールをチェックしてみた。
内容は、確かに「石鹸の販売を始めました」と言うモノ。
その販売に至る理由がとても、素敵な内容だった。
この靴屋さんは、神戸の会社で決して大きな企業ではない。
神戸と言えば、阪神淡路大震災で大打撃を受けた、ケミカルシューズなどを製造していた企業が多く集まる地域だ。
そして、その会社は国内産の合皮などを使った靴を中心に製造・販売をしている。
それだけではなく、「お友達の靴」と言うカタチで、同業者の靴の販売もしている。
その商品ラインナップは、互いに得意な分野を補完し合うような感じだ。
HPの作りも可愛らしく、程よく流行を意識した靴で、個人的には好印象を持っている。
そんな靴屋さんが、石鹸を販売するのには「神戸」と言うキーワードがあった。
新しく扱う石鹸は、創業55年という神戸にある昔ながらの製法で作っている、石鹸メーカー。
その規模も、決して大きいと言う感じではない。
ただ、同じ神戸の会社で「モノをつくる考えが同じ(似ている)」と言うコトで、取り扱いを始めたようだ。
「神戸の会社同士、良いモノを作って、協力して販売していきましょう。そして神戸を元気にしていきましょう」と言う考えがあるようだ。
その発想に、コレまでと違う「地域の活性化」と言うモノを感じたのだ。
コレまでは「同業・同業種の力を終結して、活性化していきましょう」と言うモノが多かった。
その一つが、東大阪の中小企業さんたちが集まって作った「まいど1号」と言うロケットだろう。
いわゆる工業製品の下請け企業さんたちが集まって、「私たちでもロケットが作れるんですよ!」と言うアピールだったし、「まいど1号」の成功は新聞各紙やテレビのニュースでも取り上げられ、東大阪の中小企業さんたちの底力を見せつけた。
ところが、今回の「靴屋さんが石鹸を売る」と言うのは、「神戸の企業」と言うだけで、接点らしきモノはない。
そこが、とても興味深いと思ったし、本来あるべき地域の活性化なのかも知れない、と思ったのだった。
お互いに共通するのは「神戸の企業で、丁寧なモノづくりをしている」と言うコトなだけ。
無理やり共通点を見つけるとすれば「人を心地よくさせるために、努力をしている」と言うコトなのかも知れない。
そして、そんな緩やかでも「人=生活者を心地よくさせる」と言うキーワードで、神戸=地域を元気にしたいと言う発想に、とても興味を覚えるのだ。