僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

オオワシの山でニホンカモシカをパチリ!

2014-12-02 20:20:20 | 風景・イベント・グルメ
 少し前の話になりますが、ちょっと怖かったニホンカモシカの話です。

出くわしたのが熊でなかったのは何よりだったんですが、今年は秋に入ってから熊の目撃情報の記事をよく見ますね。
山が不作で食べ物が少ないからと言われていますが、山中の木の実の出来栄えなんてこといわれてもピンとはこないよ。

しかし熊もさるもの。グルメなやつがいるようで民家で漬けていた鮒寿司を食べてたやつもいるそうです。
まぁ熊ってアニメの世界では蜂の巣を探して、蜜を食べる姿が定番ですから根っからのグルメってことかな。

さて、グルメなのかどうかは分かりませんが、民家近くで食事をしていたニホンカモシカをパチリ!
山裾に生えている草がおいしかったのかな?



ここは民家近くの幹線道路のすぐそば。
ニホンカモシカを山で見かけることはあるけど、こんな人里近くで会うとは驚いてしまいます。



こいつは近くで見ていても全く警戒せずに食事を続けていました。
唯一警戒する素振りを見せたのは、お爺さんと散歩にやってきた犬に対してだけ。
 その様子を動画でパチリ!



しかしニホンカモシカって攻撃的ではないとは聞いているけど、この距離ってなにやら不安な距離やね。
あの角とガタイで突撃されたら、ひとたまりもないなぁと思いながら眺めていた。



カモシカを眺めている時、ドライブ中にカモシカが見えたようで他県ナンバーの車が止まった。
“あれは鹿ですか?”って聞かれたので...
“いえ、カモシカですよ。この距離で見る機会ってあまりないので見ていかれたら?”と答えたら...

その方は“この山に登ってみたい!”とおっしゃる。
“登山口なら近くにありますよ”と教えようとしたら...

“いや車で登りたい”とのこと。
“車で登れる林道はないですよ”と答えると、残念そうに山を見上げておられました。

もしこの山に林道が出来て車が往来するようになってしまったら...
湖北の(それ以外の地方の方も)バーダー達が泣いてしまうぜ!



野性の者達と人間の生活圏は想像以上に近い。
境界を越えてしまうやつもいれば、境界で見られる者を楽しむやつもいるってことやね。



動物達はこれから極寒の季節を迎えて、厳しい時期を耐えていくことになります。
バーダー達は琵琶湖の冷たい風に吹きつけられ、ブルブルと震えながら鳥見をする季節になりますね!


コメント
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