僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

青池保子 華麗なる原画の世界~「エロイカ」から「ファルコ」まで~

2014-12-24 20:16:16 | アート・ライブ・読書
 筋金入りの漫画ファンというわけではありませんが、今でも時々コミックスを購入することがあります。
若い頃に夢中になっていたのは、山岸凉子・大島弓子・青池保子などの少女漫画と月間ガロの漫画とくるから錯綜してますね。

当時は、彼女ら3人の最新コミックスの発売日が待ち遠しくてね、発売日になるとそそくさと買いに行ってました。
その頃の自分はPUNK~NEW WAVEのファッションに髪の毛を立ててキメてた頃(本人談)だから、そんなグロい奴が少女漫画のコミックスを持ってレジに並んでいて、さぞや店員の方もビックリしてただろうね。

さて、京都国際マンガミュージアムという漫画だけを集めた博物館があります。
今、“青池保子 華麗なる原画の世界”という個展が開催されていますので見学してきました。



実はこの日は家族にせがまれて、新装オープンしたピエリ守山へ連れて行ったのですが、“どのくらい時間かかる?”と聞くと、“最低3時間!”と厳しい回答。
好きな鳥見ですら同じ場所で3時間観察するのは無理なたちなんでショッピングモールで3時間は到底無理。
それなら一人で京都まで出てマンガミュージアムへ行ってこようとなった次第です。

京都という世界的な観光地ということもありますが、日本の漫画が世界に認知されてるなぁと思ったのはミュージアムを訪れる人が国際色豊かだったこと。
しかも近隣のアジア系の人じゃなく、日常では会うことのないいろんな人種の方の姿が多かったですよ。



2Fが青池さんの原画展で原画とカラー図版が展示されています。
カラー図版はセルもあったけど、買うにはちょっと高かったかな。

ところで大人気ないというか、恥ずかしいことにマニアックな行動に出てしまいましたわ。
ミュージアムにはカフェが併設されていて、そこで“エロイカより愛をこめて”の特別メニューを見つけてしまったんですよ。

「3種の特別カフェメニュー」...特別カフェメニューを注文するとランチマットが付いてきます!
これはもう入るしかないね!



注文したのは“エーベルバッハ少佐の揚げたイモ”と“エーベルバッハ少佐のイノシシケーキ”...イモクラウスって懐かしいよな。
当たり前だけど、ランチマットはトレーの上に敷かれて、そのまた上にケーキとポテトとコーヒーが乗せられて運ばれてきます。

汚れたり水滴が付いたりしたら一大事!
すぐにランチマットを丁寧にキープしてからティータイム。
次は“ドリアン・レッド・グローリア伯爵の優雅なパフェ”を手に入れたらコンプリートや!



このマンガは東西冷戦の頃に始まったので、NATOのエーベルバッハ少佐、KGB(カー・ゲー・ベー)の仔熊のミーシャ、SISのおちゃらけロレンス、CIAのゴリ押しディックなどの情報員と英国の大泥棒エロイカ伯爵らが繰り広げるドタバタ・コメディでした。
ソビエト崩壊で話が変わってきてからは読まなくなったんだな。

他にも少佐の部下のしっかり者のA(アー)、すぐヘマをするB(ベー)、オカマのG(ゲー)、美形新人のZ(ツェット)。
伯爵の部下にはドケチ虫のジェームズ君、有能なボーナム君など脇役も揃っている。



しかしまぁ~いい年こいたおっさんがアイテムを手に入れて喜んだり、キャラを熱く書いたりって、このおっさんはマニアなんかい?


コメント
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