秋も真っ盛りの季節を迎えて毎週のように山登りをしているはずだったのですが、秋の季節性の不調に陥り、すっかり出不精になっていました。
夏中、太陽光をガンガン浴びて屋外活動していたのが、日照時間が短くなって太陽光を浴びる時間が減ったことに心身が慣れていないのでしょう。
雨の合間の晴れ日に鈴鹿の方へと出向いてみると、朝の8時過ぎにも関わらず駐車場には満杯近い車が停まっています。
みなさん晴れ予報の日を狙って来られたのだと思いますが、秋の晴れ日に山登りしたいのは皆同じですね。
何とか1台分のスペースを確保出来ましたので駐車して、武平峠まで鈴鹿スカイラインを歩きます。
駐車場に到着する前に“今日はきっとツイでるよ!”と思えたのは、途中でヤマドリの♀を見つけた時でした。
尾はちぎれたのか短かい尾をした個体で、なんとか証拠動画に撮ることが出来ました!
この日は鎌ヶ岳へ登るか、御在所岳に登るか直前まで迷っていて、距離的にも大して変わらないので、武平峠まで行って決めようと思っておりました。
しかしながら、高校の登山部の競技会なのか駐車場に大型バスが2台停まっていて、駐車場は引率された高校生でいっぱいです。
ただのハイキングでないのは全員登山仕様の装備をしていたのと、○○校登山部のユニフォームを着ていたので登山部だと分かりました。
多分、彼らは御在所岳だろうと推測して鎌ヶ岳へ行った方が混雑しないなと考えて、武平峠を左に進んで鎌ヶ岳方面に進みます。
武平峠は鎌ヶ岳・御在所岳・雨乞岳の分岐になっていて、雨乞岳には距離があるものの、鎌ヶ岳と御在所岳は1時間少々あれば登頂出来る最短ルートになっています。
鎌ヶ岳は武平峠までと峠を越えてからしばらくは急登だが、そこから先は緩やかな道が続きます。
しかし、しばしの楽な道を過ぎると、最初の岩場があり鈴鹿の洗礼を受けることになります。
岩場を越えると景観の良い場所が多くなり、連なる鈴鹿山脈の山々が良く見えるようになる。
ザレ場の先に見えるのは雨乞岳(1237m)。鈴鹿セブンマウンテンだけど未だに登ったことがない。
目前にデンと聳えるのは御在所岳(1212m)。
赤いロープウエイが上り下りするのが見えますが、ロープウエイから見る紅葉はどうでしょうね。
ザレた道の砂を踏みしめるザッザッという音と、落ち葉を踏みしめるカサカサした音を楽しみながら歩を進める。
前には岩場、奥には鎌ヶ岳。太陽光に照らされて無風状態なのがとても心地良い。
鎌ヶ岳の山頂の全景見えるようになりました。
あれはマッターホルンか、槍ヶ岳か、いえいえ鎌ヶ岳(1161m)です。
低山とはいえ、この山容を見ると心がワクワクとしてきます。
山肌はガレ場になっていて、落ちたらあの世行きなので近寄らないようにします。
右上に人がいますが、あの砂浜のようなザレ場を登って行くことになります。
山の向こう側は三重県で、その奥に霞んでいますが伊勢湾が見えます。
普段の山登りでは琵琶湖をよく見ますが、太平洋や日本海が見えるとより一層気分が高揚します。
崖の所にケルンがあり沢山の石が積まれています。
奥の岩にも小さなケルンが積まれていますが、誰かが奥まで行って積まれたのでしょうけど、行くのはちょっと怖い。
ガレガレの道。ここを登ることも出来ますが迂回路があるのでそちらから登ります。
少しこのガレガレの道を歩いて見ましたが、足元の悪さで躓く怖れよりも落石させて人に迷惑をかける危険の方が大きいですね。
山頂近くまでくると伊勢湾が見渡せる場所に出ます。
四日市コンビナートの煙突から昇る煙が微かに見え、奥には半島が伸びているのが見えます。
そして鎌ヶ岳の山頂部に到着です。
登ってすぐの場所には「天照大神皇大神宮社」の祠と鳥居があります。
祠は天照大神をお祀りされていますので、伊勢神宮の内宮と関連があるのでしょうか。
かつて国見岳と御在所山と鎌ヶ岳の3つの山を三岳とし、三山を巡る山岳信仰があったとされます。
鎌ヶ岳は岩場が山頂となっていて、重い看板を持って記念撮影することが出来ます。
以前登った時も今回もこの岩の裏側で休憩する人がいましたが、うまく岩の陰になって写真には写らなかったので助かりました。
山頂からは雲母峰と濃尾平野、伊勢湾が見渡せます。
少し色づいた紅葉が見えるものの、まだ時期が早いのかもしれませんし、この位置からの景色は紅葉のポイントではないのかもしれません。
山頂ではツマグロヒョウモンの♀を発見!
この時期にこんな場所になぜ居るの?と不思議に感じましたが、羽に全く痛みのない綺麗な個体でした。
武平峠から鎌ヶ岳まではほぼコースタイム通りに登りましたのでまだ余力がありますので、もう少し先にある岳峠まで進んでみます。
なぜかと言うと岳峠から見返す鎌ヶ岳の岩壁を一度みてみたかったからです。
別の登山ルートから登れば通る場所のようですが、今回は山頂からのショ-トカットのピストンで行きました。
時間的には大してかからなかったものの、低山とはとても思えないような迫力の岩壁でした...続く。
夏中、太陽光をガンガン浴びて屋外活動していたのが、日照時間が短くなって太陽光を浴びる時間が減ったことに心身が慣れていないのでしょう。
雨の合間の晴れ日に鈴鹿の方へと出向いてみると、朝の8時過ぎにも関わらず駐車場には満杯近い車が停まっています。
みなさん晴れ予報の日を狙って来られたのだと思いますが、秋の晴れ日に山登りしたいのは皆同じですね。
何とか1台分のスペースを確保出来ましたので駐車して、武平峠まで鈴鹿スカイラインを歩きます。
駐車場に到着する前に“今日はきっとツイでるよ!”と思えたのは、途中でヤマドリの♀を見つけた時でした。
尾はちぎれたのか短かい尾をした個体で、なんとか証拠動画に撮ることが出来ました!
この日は鎌ヶ岳へ登るか、御在所岳に登るか直前まで迷っていて、距離的にも大して変わらないので、武平峠まで行って決めようと思っておりました。
しかしながら、高校の登山部の競技会なのか駐車場に大型バスが2台停まっていて、駐車場は引率された高校生でいっぱいです。
ただのハイキングでないのは全員登山仕様の装備をしていたのと、○○校登山部のユニフォームを着ていたので登山部だと分かりました。
多分、彼らは御在所岳だろうと推測して鎌ヶ岳へ行った方が混雑しないなと考えて、武平峠を左に進んで鎌ヶ岳方面に進みます。
武平峠は鎌ヶ岳・御在所岳・雨乞岳の分岐になっていて、雨乞岳には距離があるものの、鎌ヶ岳と御在所岳は1時間少々あれば登頂出来る最短ルートになっています。
鎌ヶ岳は武平峠までと峠を越えてからしばらくは急登だが、そこから先は緩やかな道が続きます。
しかし、しばしの楽な道を過ぎると、最初の岩場があり鈴鹿の洗礼を受けることになります。
岩場を越えると景観の良い場所が多くなり、連なる鈴鹿山脈の山々が良く見えるようになる。
ザレ場の先に見えるのは雨乞岳(1237m)。鈴鹿セブンマウンテンだけど未だに登ったことがない。
目前にデンと聳えるのは御在所岳(1212m)。
赤いロープウエイが上り下りするのが見えますが、ロープウエイから見る紅葉はどうでしょうね。
ザレた道の砂を踏みしめるザッザッという音と、落ち葉を踏みしめるカサカサした音を楽しみながら歩を進める。
前には岩場、奥には鎌ヶ岳。太陽光に照らされて無風状態なのがとても心地良い。
鎌ヶ岳の山頂の全景見えるようになりました。
あれはマッターホルンか、槍ヶ岳か、いえいえ鎌ヶ岳(1161m)です。
低山とはいえ、この山容を見ると心がワクワクとしてきます。
山肌はガレ場になっていて、落ちたらあの世行きなので近寄らないようにします。
右上に人がいますが、あの砂浜のようなザレ場を登って行くことになります。
山の向こう側は三重県で、その奥に霞んでいますが伊勢湾が見えます。
普段の山登りでは琵琶湖をよく見ますが、太平洋や日本海が見えるとより一層気分が高揚します。
崖の所にケルンがあり沢山の石が積まれています。
奥の岩にも小さなケルンが積まれていますが、誰かが奥まで行って積まれたのでしょうけど、行くのはちょっと怖い。
ガレガレの道。ここを登ることも出来ますが迂回路があるのでそちらから登ります。
少しこのガレガレの道を歩いて見ましたが、足元の悪さで躓く怖れよりも落石させて人に迷惑をかける危険の方が大きいですね。
山頂近くまでくると伊勢湾が見渡せる場所に出ます。
四日市コンビナートの煙突から昇る煙が微かに見え、奥には半島が伸びているのが見えます。
そして鎌ヶ岳の山頂部に到着です。
登ってすぐの場所には「天照大神皇大神宮社」の祠と鳥居があります。
祠は天照大神をお祀りされていますので、伊勢神宮の内宮と関連があるのでしょうか。
かつて国見岳と御在所山と鎌ヶ岳の3つの山を三岳とし、三山を巡る山岳信仰があったとされます。
鎌ヶ岳は岩場が山頂となっていて、重い看板を持って記念撮影することが出来ます。
以前登った時も今回もこの岩の裏側で休憩する人がいましたが、うまく岩の陰になって写真には写らなかったので助かりました。
山頂からは雲母峰と濃尾平野、伊勢湾が見渡せます。
少し色づいた紅葉が見えるものの、まだ時期が早いのかもしれませんし、この位置からの景色は紅葉のポイントではないのかもしれません。
山頂ではツマグロヒョウモンの♀を発見!
この時期にこんな場所になぜ居るの?と不思議に感じましたが、羽に全く痛みのない綺麗な個体でした。
武平峠から鎌ヶ岳まではほぼコースタイム通りに登りましたのでまだ余力がありますので、もう少し先にある岳峠まで進んでみます。
なぜかと言うと岳峠から見返す鎌ヶ岳の岩壁を一度みてみたかったからです。
別の登山ルートから登れば通る場所のようですが、今回は山頂からのショ-トカットのピストンで行きました。
時間的には大してかからなかったものの、低山とはとても思えないような迫力の岩壁でした...続く。
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