僕はびわ湖のカイツブリ

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“男のためのガーデニング”改め

インド料理と藤原新也さんを読む日々!

2014-02-23 23:20:00 | アート・ライブ・読書
 インド料理屋探しもこれで県内を中心にこれで15店目!
実のところ“一番うまい!と思っている店もそこで注文する料理も”決まっているんだけど、“いかにあの店のあのメニューがうまいか!”を再確認するために他の店で食べているようなもんなんだけどね。

ここは昨年オープンしたお店で、ちょうど昼過ぎなので立ち寄ってみた。
当方はインド料理屋さんにとっては困った客の部類で“ランチメニューがあるのに別のものを注文する人!”



注文したのは「パニールバターマサラ」。具材はインドのチーズです。
メニューにおいていないインド料理屋さんも結構あるので、あったら注文しますわな。



さて食後に追加注文したチャイを飲みながら、インド料理が好きなのは若かった頃にインドへの憧れがあった影響か?などと考えてみた。
10代の頃に受けたインドの影響といえば、“ジョージ・ハリスン&ラビシャンカール(音楽)”、“横尾忠則(絵画・デザイン・スピリチャル)”、“藤原新也(旅、写真・言葉)”かと思います。
彼らなどの影響を受けて“インドに行ってしまったやつがいたんだよなぁ”と懐かしむ世代ではあるんだけど、当方の知り合いにはホントに行ってしまったやつはいなかったな...。

ということで今月の読書シリーズは藤原新也作品。←そんなシリーズってあったっけ???



「コスモスの影にはいつも誰かが隠れている」は元々フリーペパーに書いていたものに書き足したもので、読んだことのある話もありました。
“今の時代の喪失感...でもそれはけっして悪いことでもなんでもない”そんな想いのする話が続いていき、もっと次の話を読み続けたくなるような秀作です。

ところで10代の頃にインドがらみでもう一つ影響を受けた(受けそうになった)のはインドの思想家“バグワン・シュリ・ラジニーシ(精神世界)”。
その頃は活動家たちの敗退やバブルへ向かうにはまだ先の端境期で、ある意味で価値観を喪失した時代とも言われますから、スピリチャルなことが求められた時代だったのかもしれませんね。
そんな時代に始まって、25年たった今でも真相が解明されていないあの集団を導いたグルと水俣病の関係とは?...「黄昏の犬」。



藤原新也の作品は、90年代初期の頃までの作品は読み倒したが、20年以上もおいて2000年以降の作品をまた読み始めました。
日本野鳥の会の「Toriino」の連載で思い出してまた読み始めたんだけど、まさか野鳥趣味が再読書のきっかけとなるとはね。

最後は「渋谷」。
映画化されているようです。読み物として面白かったのですが、映画としては見ることはないと思う。



そうそう忘れてはいけないのは、この藤原新也って方は写真家が本業なんだよね。
“誰にも撮れない写真、誰にも書けない言葉”を持った人。ほんとこんなに「言葉」を持ってる人っていないと思いますよ。


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