ジープ、生存確認。

庭で休眠中のジープ、J54。
地面がしばれると、ジープの重さがかかったタイヤの接地面を残して、周囲の地面が盛り上がってしまう。「凍上」という現象だ。
これが、春になって地面が融けたら元に戻るかといえば、さにあらず。ジープの重さでタイヤがさらに沈むのだ。これを繰り返していると、しまいにはタイヤがすべて穴にはまり込んだ状態になり、さしも強力な四駆でも、脱出困難になってしまうのだ。
ということで、地面がしばれた頃と、融ける頃、ちょびっとだけジープを移動させているのだ。
その模様をお伝えしよう。画像が多いので、小さくしてある。見づらかったらゴメン、だ。


幌が潰れたらまずいので、屋根の雪だけ落としていたジープ。


フード周りの雪を落とす。
雪を落としたら、運転席のカバーを上げて、ドアが開くようにしてやる。
これでやっと、フードを開けれるのだ。


エンジン。サビがひどいな。
ヘッドカバーにパラパラ落ちてるのは、フード中心の合わせ目のサビだ。


クーラント、オイルはOK。


バッテリーの内臓インジケータもグリーンだ。
2003年の復活時に買ったバッテリーで、2006年の冬からは乗っていないというのに、SXの粗悪バッテリーとはえらい違いだな。


グローも赤々と、約1分。


エンジンは一発で蘇った。油圧計が上がっている。


回っているエンジン。わかりにくい。


少し前に出した。すでにけっこうはまり込んでいて、少し前後に揉んでやって、やっと出た。


出たはいいが、ブレーキがスカスカ。床につくか、というあたりまで踏んで、やっと効く。ブレーキ警報点灯。


マスターシリンダ。前側のタンクが空っぽのような・・・。


すっからかん。こっちってリアブレーキだっけ?記憶が曖昧だ。


こっちはOK。指にブレーキ液がついたままカメラ(退役ケータイだけど)触ってしまって、ちょっと慌てた。ブレーキ液はプラスチックによくないのだ。
下回りをざっと見たが、ホース破裂とかではないようなので、ホイールシリンダのカップがだめになったのだろう。ドラム内もサビちゃったかも。油圧部品は、使わなくてもだめになる。むしろ使わないほうが傷むかもしれない。まいったなあ。


車内は、単身赴任中にたまった本が、引っ越してきた箱のまま積んである。物置になってしまってかわいそうなジープちゃん・・・。


また、バンプラバーが落ちた。これでバンプラバーはすべて脱落。
バンプは、ゴムの塊をベースの鉄板に接着してあって、そのベースをフレームにボルト付けしている。その接着面が、サビて剥離してしまうのだ。はまり込んだ車体をしゃくっているときのサスのストロークは、バカにできない。


ヘッドランプはOK。ウィンカーとかテールは不点灯があった。ヘッドランプはノーマルのシールドビームに戻してある。復活時のハロゲンは、サンバーに移植した。


フォグも片目。あらゆる箇所が劣化の一方だ。


車検断念の原因となった、テールランプ崩壊箇所。ここまでは直したのだ。悔しい。


ちょっと前過ぎるので、逆に後に下げてみた。これでウチの敷地ギリギリなので、この冬はここでいこう。


水温が上がってサーモスタットが開くまで暖機、充電。サーモが開くと、ここから湯気が出る。というか、出てるとこ撮ったんだけど、わかりにくいな。


角度変えてもわかりにくい。


水温計で伝わるだろうか。E24キャラバン用の85℃サーモスタットを付けているので、このあたりが開弁温度になる。
J55用のダブルコアヒーターは絶好調で、吹き出す風は熱い。


ギアを入れてエンジンを停め、再びカバーして冬篭り。
3年前の燃料と6年前のバッテリーで、いつでも一発で復活する4DR5。エラいのだ。


おまけ。


ジープの4DR5エンジンをプチオーバーホールしたときに出たピストン。単身赴任中は灰皿にしていた。比較用にスリムボディのジッポを並べてみた。


俺のゲンコツと比較。1気筒あたり660ccくらいになるが、ロングストロークなので、ボアはXT400Eとそんなに変わらない。4DR5のボアは92mmで、XTのは87mmだ。

愛しのジープだが、公道復帰させるには、俺の腰がついていけない。
なんとか生かしたいのはヤマヤマなのだが・・・。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


充電終了。

SX125Rの激安バッテリー。
ばらついていた液面を、乱暴だがスポイトで多いとこから少ないとこへ移してそろえ、タイマーで一晩じっくり充電した。タイマーかける前と合わせたら、12時間くらい充電したことになるか。


充電終了後、2時間くらい経っている。13.33Vなら、電圧的には復活している。サルフェーションもない。
この状態なら、車体に付けても普通に機能するだろう。
ただ、0.4アンペアでじっくりチャージする分にはいいみたいだけど、充電電流が大きくなったらどうなるか、だ。
小型バイクの常である、余剰電力の一部をバッテリーの充電により熱に変換する、というような電圧調整システムに入ったとき、またすぐに、どこかのセルが乾燥状態になってしまう危惧はある。2個が2個ともそんなだったからなあ。
まあ、コンデンサ代替のバッテリーレスで使えるんだから、困りゃしないけどな。


ちなみに、こないだ充電したXT400Eのバッテリー。何日か寒い玄関に置いてあって、13.35V。
年数経ってるからと思って、新しいの注文したんだけど、まだ使えそうだな。新しいのは液を入れずにストックしとくか。
なにしろ高価な部品だからね。クルマのバッテリーより小さいのに、はるかに高い。ギリギリまで使わないと。


バッテリーへたってセルが回せなくても、俺のXTはキックスターター付けてるから、点火用の電力さえ残ってればエンジンかけれるんだもんね
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


メット洗濯


メットの内装を、風呂に入ったついでに洗濯。
ネットに入れれば洗濯機でもいけるらしいが、ちょっとコワイ。
洗面器に湯を張り、シャンプーを入れて、押し洗いする。
湯を換えながらよくすすいで、握って絞る。雑巾のように捻って絞ると、スポンジが痛む。
で、ストーブの前に新聞敷いて、乾かしてるとこだ。



ついでといっちゃアレだが、となりにあったので。






ネコ鍋。
ヒビが入ってオシャカになった土鍋、ネコにやったら、本当に入った。
気に入られたので、ペット用ベッドに付いてきたクッションと、ホネ形枕を入れた。微妙にイヌ向けだったのか。
冬はストーブの前の鍋で、寝てばかりいる。
ネコってホントにアタマ悪い。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )