hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

Giant Tingle Tree からWalpoleへ

2006年04月18日 | 西オーストラリアWA州
Giant Tingle Tree


South Western HighwayをWalpoleの東2kmほどのところで一方通行のHilltop Roadに入る。4kmほど進むと、駐車場がありGiant Tingle Treeの入口となる。駐車場から800m、巨木の森の中をぐるりと歩き、もとに戻る。特に大きな木には、世界最大の周囲24mのTingle Treeの他に, Yellow Tree, Rate’s Treeの3本がある。いずれも、根元が大きく空洞になっている。昔はこの大きな空洞の中に車を止めて写真を撮っていたが、樹木を痛めるので周囲を歩くようになったそうだ。


  


木の種類として、90mの高さまで大きくなり、秋には滑らかなサーモンピンクの樹皮が薄グレーになり、落葉するKarriと、70mまで大きくなり、傷や、ウイルス、昆虫の攻撃への防御として大きなこぶを作るRed Tingleそして、Karri oakがある。





Giant Tingle Treeの駐車場を出て、一方通行の分かれ道を北へ進み、次の分かれ道をさらに北へ進むと、Frankland Riverが静かに流れる森にかこまれたCircular Poolへ至る。奥の奥といった場所で、しかも特別に何があると言う場所ではないが、土曜日と言うのに駐車場には我々の車しかない。川の周りの散策道は板張りの階段などきちんと整備されていて、税金を払っていない我々が静かなたたずまいを独り占めして申し訳ないような気さえする。


  


Hilltop RoadからAllen Roadに出ると、Walpoleを通り過ぎて西側に出る。Walpoleの町はメインストリートがHighwayと併走する400mほどのNockolds Streetで、そこに数軒の店が並ぶだけの小さな町である。
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AlbanyからDenmarkを経てTree Top Walk へ

2006年04月18日 | 西オーストラリアWA州
AlbanyからDenmarkへは、South Coast Highwayを通るのが早いのだが、scenery roadとの言葉につられて、南をほぼ平行して走るLower Denmark Road をDenmarkに向かった。しかし、この道自体は牧場の間を走るどこにでもある道で、とくに景色が良いところはなかった。南に枝道を入ればWest Cape National Parkがあるのだが、Albanyで海沿いの景色を堪能しすぎたのでパスして、Denmarkに直行した。結局South Coast Highwayと一緒になってから17kmぐらいでDenmark Riverを渡りDenmarkに着いた。





Denmarkはしっとりと落ち着いた上品な町である。このDenmarkからManjimupあたりまでがユーカリの一種Karriの大木の多い地域になる。





橋を渡って直ぐのBerridge Park沿いのHolling Roadを南下し、Wilson Inletへのカヌーなどの発着場所になっているPoisson Pointに至る。入り江Inletは湿地帯になっていていろいろな鳥がいる。





そのままOcean Beach Roadを南下し、広々とした砂浜に大波が押し寄せるOcean Beach に着く。そのすぐ先に行けば、岩場が広がるWilson Headの見晴台Lookoutに出る。


再びSouth Coast Highwayに戻り、Denmarkを後にしてWalpoleに向かう。15kmほど行ってからまたまたWilliam Bayを南下し、Green Poolと Elephant Rocksに寄る。正直に言って海岸線には食傷気味で機械的に写真を撮りHighwayに戻った。





Highwayから右折しValley of the Giants Roadに入り、Tree Top Walkの駐車場に車を止める。駐車場には車が一杯で、やはり人気スポットである。一人$6支払いアルミ製のゆるやかな坂道を登り始める。徐々に高くなり周囲の樹木の先端にどんどん近づく。ぐるりと円形になっていて、一番高い場所は地上40mある。多少ゆれるが、足元にも細かい網が張ってあり子供でも安全に歩ける。直ぐそばの大木を上から見るのは自分が鳥になったような奇妙な感じがする。木々の間に浮いたように見える橋の上に人がいる。向こうからもこちらが同じように見えていると思うとなんだか変な気分になる。やはり多くの人を集めるだけの魅力ある場所である。


          


Tree Top Walkを降り、店を通り抜けるとAncient Emmpire Walkという大げさな名前のついた多くのRed tingles treeの森を15分程度で周回するコースがある。巨木には根元に大きな空洞があり、これは長い時間の間に、火事、菌、虫の攻撃でできたものだそうだ。


  


再びSouth Coast Highwayに戻り、Walpole方向へ向かう。
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