まず、パースからGreat Eastern HYWを東に約40km、Lake Leschenaultiaに行った。予想外に入口にゲートがあり、一人$3と大枚な出費。見るとNational Trustとある。何より民間組織であることが気に入っているNational Trustとあらば、「これでたとえ数エーカーであっても購入してくれたまえ」とばかり、快くお支払い。(1エーカーは約4千平米)
大勢の子供達が元気に水に入ってはしゃいでいた。遠くにボートが数そう見えたので、湖畔を探すと、貸カヌー屋があったが閉まっていた。近くの駐車場にはカヌーを運ぶ車が何台も止まっていた。そういえば、ボートなどを乗せて牽引するための軸を後ろに付けた車をときどき見かけた。WA州では100人に3人がクルーザを所有しているそうで、12mくらいのクルーザなら2000万円くらいだそうだから、停泊するにもお金が必要ですので、お金があって、その上、海、川が好きな人が多いのでしょう。豪住宅協会によれば、2006年1月でのパースの中間値年収は427万円だそうですから、数%の大金持ちがいる格差社会ということなのでしょうか。
Great Eastern HYW から南に下り、Mundering Weir(ダム)に着いた。しかし、ダムの下の駐車場に来てしまい、約40mも階段を登ってダムの上へ。ダムの上流の空に雲のかたまりが並んでいる。東京や横浜では雲をあらためて眺めることもなくなってしまった。子供の頃、ボーと流れる雲を眺めていたのを思い出す。
ここで、一句。といっても石川啄木だが。
不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心
ついでに、拙句を一つ、
空を切り裂く 飛行機雲 畏友逝く
ダムから下を見ると、さっき通ってきた高い煙突を持つポンプ場Pump Stationが見える。
Kalgoorlieの金鉱で水不足が原因でたくさんの人が亡くなったので、パースの東のDarling Rangeからはるばる560kmものパイプラインを引き、このポンプ場から水を送ったそうである。もう一生来ることもないだろうと思い、一大決心して、一人$5払ってポンプ場の中に入った。1903年に動き出したこのNo1 Pump Stationには、ばかでかい3台のボイラ(左側の写真)とその蒸気で動く3台の蒸気機関(右側)がある。
Mundering Weir Road を出て、Kalamundaで昼飯後、わざわざ狭い方の道 Williams Streetを進む。途中で、展望場所からパースを遠くに眺める(左側の写真)。さらにGoosebery Hill National Parkに入り、道は一方通行となる。Zig Zag Scenicだ。ここからの眺めもすばらしい(右側)。360度近くまがるカーブが4箇所あるが、その間は直線が長い。日光のいろは坂など曲がったとたんにまた次のカーブがくる日本の山道に慣れた身にはカルイ、カルイ。道路に暴走族のスピンの後が続く。再び、Great Eastern HYWに出て、一路パースへ。お疲れ様でした。最後まで駄文を読んでいただいて。
大勢の子供達が元気に水に入ってはしゃいでいた。遠くにボートが数そう見えたので、湖畔を探すと、貸カヌー屋があったが閉まっていた。近くの駐車場にはカヌーを運ぶ車が何台も止まっていた。そういえば、ボートなどを乗せて牽引するための軸を後ろに付けた車をときどき見かけた。WA州では100人に3人がクルーザを所有しているそうで、12mくらいのクルーザなら2000万円くらいだそうだから、停泊するにもお金が必要ですので、お金があって、その上、海、川が好きな人が多いのでしょう。豪住宅協会によれば、2006年1月でのパースの中間値年収は427万円だそうですから、数%の大金持ちがいる格差社会ということなのでしょうか。
Great Eastern HYW から南に下り、Mundering Weir(ダム)に着いた。しかし、ダムの下の駐車場に来てしまい、約40mも階段を登ってダムの上へ。ダムの上流の空に雲のかたまりが並んでいる。東京や横浜では雲をあらためて眺めることもなくなってしまった。子供の頃、ボーと流れる雲を眺めていたのを思い出す。
ここで、一句。といっても石川啄木だが。
不来方のお城の草に寝ころびて 空に吸はれし 十五の心
ついでに、拙句を一つ、
空を切り裂く 飛行機雲 畏友逝く
ダムから下を見ると、さっき通ってきた高い煙突を持つポンプ場Pump Stationが見える。
Kalgoorlieの金鉱で水不足が原因でたくさんの人が亡くなったので、パースの東のDarling Rangeからはるばる560kmものパイプラインを引き、このポンプ場から水を送ったそうである。もう一生来ることもないだろうと思い、一大決心して、一人$5払ってポンプ場の中に入った。1903年に動き出したこのNo1 Pump Stationには、ばかでかい3台のボイラ(左側の写真)とその蒸気で動く3台の蒸気機関(右側)がある。
Mundering Weir Road を出て、Kalamundaで昼飯後、わざわざ狭い方の道 Williams Streetを進む。途中で、展望場所からパースを遠くに眺める(左側の写真)。さらにGoosebery Hill National Parkに入り、道は一方通行となる。Zig Zag Scenicだ。ここからの眺めもすばらしい(右側)。360度近くまがるカーブが4箇所あるが、その間は直線が長い。日光のいろは坂など曲がったとたんにまた次のカーブがくる日本の山道に慣れた身にはカルイ、カルイ。道路に暴走族のスピンの後が続く。再び、Great Eastern HYWに出て、一路パースへ。お疲れ様でした。最後まで駄文を読んでいただいて。