繁華街を抜けてMurray StreetとIrwin Streetの角にあるパース消防博物館Perth Fire Station Museumに寄ってみた。1927年の Dennis 消防自動車を含む消防機器、ユニホーム、写真などを展示しているとのことだったが、4月に来たときは「2005年9月12日から2006年6月まで展示改装のため休む」との掲示があった。建物の工事は終わっていて、なかなかおもむきのあるものだが、博物館の方はやはりというか、パースでは当然というか、まだ改装中で、今度は「2007年まで」と書いてあった。今度は何月までと書いてないところに進歩のあとが見える。
Irwin StreetとHay Streetの角に来ると大きなコンクリートのビルが建設中で、以前このブログに書いたと思うが、前面の古いビルの玄関部分だけを残してある。ここまで古い部分が少ないと、保存の意味があるのか疑問だ。それにしても、中国向けの資源輸出で好景気なのだろう、パースは建設ラッシュで、日本人から見るとバブルに見える。
St George’s Streetには9月28日から開催されるPerth Royal Show の旗がずらりと並んでいた。
St George's TerraceとPier Streetの角にある旧首席司祭館The Deanery は、Perth最初の首席司祭の屋敷として1850年代に建てられた建物で、英国国教会聖堂建築の中で最古と正式認定されていて、ほとんど残存していない建物のひとつだ。お化粧直しが終わって古めかしさがなくなり、なんか安っぽくなった気がする。
聖ジョージ大聖堂St Georges Cathedral は、1880年から8年かけて建てられた英国国教会の美しいゴシック様式の大聖堂で、今年3月には工事用フェンスで囲まれて外壁工事中だったが、中に入れた。左右と正面のステンドグラスはすばらしいものだった。今回は中も工事中で、ステンドグラスもわずかに見えるだけだった。
現在stage 1で大聖堂とBell Towerを改装しているとのことで、こちらは予定通りの長期計画のようだ。
St George’s Cathedralの改装現場には看板があり、左端の寒暖計の目盛りは最大15百万ドルで、今9.7百万ドルまで行っている。その説明はおおよそ最後に追記(蛇足)するように書いてあるらしい。寄付に、マタイを持出すところがキリスト教らしい。
帰りがけに近くの教会のバザーに顔をだして、人形を$40で購入した。安いのか高いのか不明だが、殺風景なApartmentの部屋が少しだけ晴れやかになった。
以下、大聖堂の前の看板の説明(キリスト教に無知で、訳はいいかげん)なので、飛ばしてください。
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大聖堂を訪れ、進行をごらんください。
ゴール
今、取り去った改装現場と足場を見て欲しい。 計画がある。 我々のゴールは、大聖堂の構内のすべての危険あるところを改装することである。改革は重要で安くあがらないことは当然である。しかし、完成したときには、St George’sは23世紀にまで市の泉として建ち、貢献するだろう(?)。
費用
大聖堂構内の改装には15百万ドルかかる。8百万ドルが既に寄付された。このお金は国と州政府教区被信託人からのもので、百万ドル以上の個人による新スレート屋根の寄付金が含まれている。
残り7百万ドルとそれ以上の寄付者を求めている。
イエスはすべての事柄が神と共に可能となることをお約束された。これは、ガリラヤの臨時の収税人、マタイによるものである。このお願いに答えるあなたのお金は税控除できると私達はお約束する。これは徴税監督官によるものである。マタイは確かに認めるだろう。
大聖堂改装に貢献するためのSt George’s Cathedral改装基金への連絡
電話:9325 5766、 Email : appeal@perthcathedral.org
www.perthcathedral.org
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