hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

ルーブル美術館

2009年07月12日 | 観光
パリ市内観光の中で、ルーブル美術館 Musee du Louvre を急ぎ足で回った。
駐車場から逆さピラミッドのところに入る。



そしてこのピラミッドの下が入口。



アフロディテ(ミロのビーナス)を見る。



どこから見ても美しいというが、後ろは?



ギリシャのサモトラケ島で発見された勝利の女神ニケの像、サモトラケのニケ。映画「タイタニック」で、ヒロインが甲板先端で両手を広げたポーズを取るのは、船の舳先に立つサモトラケのニケを真似たのだ。



スポーツウェアメーカーであるナイキは勝利の女神ニケ(Nike)から社名を取った。スウッシュと呼ばれるナイキのロゴマークは、この像をデザインしたものと聞いたが??
レオナルド・ダ・ヴィンチの絵が何点か並んでいる。
「岩窟の聖母」は、中央が聖母マリアで、右端は天使だが、名前については複数説ある。左の幼児がキリストで、右下の幼児は洗礼者ヨハネだろうが、これも諸説あるらしい。このあたり、小説「ダ・ヴィンチ・コード」の中でも触れられているらしい。ほとんど同じ絵がロンドンのナショナルギャラリーにある。



「聖アンナと聖母子」は、聖母マリアが聖アンナの膝の上に座り、受難を予知する子羊に身をかがめている幼児イエスを支えている。三角形の構図にするための構成なのだろうが。



ラファエロの「聖母子と幼児聖ヨハネ」聖母マリアが見つめ、そして、十字架を手にしゃがみこんだ洗礼者聖ヨハネが見上げているのが神の子イエスという構成のようだ。ラファエロの絵はやわらかい。



いよいよ「モナリザ」の部屋に入る。一番前まで行くにはまだまだかかりそうだ。温度管理された防弾ガラスのケースに収められている。



この部屋の反対側にある大きな絵がだれも見てくれる人がいない悲劇の絵と呼ばれるヴェロネーゼの「カナの婚宴」だが、何人かの人が眺めている。



アングルの「グランド・オダリスク」は、背中が長すぎるなどと言われるが、絵として優美だ。オダリスクとはハーレムの女という意味だから、題材はいかがわしくても非難されないのだろう。モネの「オランピア」というオルセー美術館にある娼婦の絵は、いかにもリアルで美人でない描き方が現実的で非難のもとのなったのだろう。



その他、あちらにも、こちらにも見たことのある絵が一杯。一つだけ、世界史の教科書に載っていたドラクロアの「民衆を導く自由の女神」を載せて終わりにする。






次回はオルセー美術館










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