京都新聞出版センター編『京のおもしろウオッチング』(2008年2月京都新聞出版センター発行)を読んだ。
見慣れた風景の中から、ある日突然、あぶり出しのように浮かび上がってくる不思議なモノたち。理屈抜きで、ただ「ほぉー!?」と、感嘆の吐息をもらす。「ほぉー!?」の宝庫の京都を、デジカメ片手に探検。
社寺、叫ぶ木霊、街、町家、看板、建物、番外の湖国と7つのジャンルに分けて、文章と写真で紹介。
写真なしに、つたない文で内容を紹介しても致し方ないが、一応。
鳥居の下の道路に小さな鳥居が置いてある。車止めだ(上賀茂神社の写真)。
犬のトイレ防止のため、鳥居の中に「神」と描いた絵を張り付けている(街路樹の根元の写真)。
長く続く塀に10個以上の小さい鳥居を張り付けている(老舗旅館の塀の写真)。
(調べてみると、江戸時代から「犬の外此所小便無用」と書いた紙や、「鳥居の印」を付けたりしていたという。)
じゅずは普通は「数珠」と書くが、京都では「珠数」が一般的で地名、看板にも「珠数」が使われている。
「桃山町永井久太郎」という町名がある。
京都新聞朝刊の折込み情報紙「週刊テレビ京都」に連載の「ほぉー!?」を再編集、追加取材した。
私の評価としては、★★★(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)
「ほぉー!?」と思う写真も散見し、確かに歴史ある京都には数奇なものが多いと思う。赤瀬川原平などの「路上観察学会」のトマソン物件とほぼ同様なものが並ぶ。個人的には興味あるのだが、写真主体で143頁。一度眺めて、もう一度パラパラ見れば、それで終わりだ。
狛犬百面百相が16頁で長すぎると思うが、これもわざわざ狛犬のホームページなど作っている人には面白いのだろう。仁丹による町名表示板も6頁必要とは思えないが、世の中には好きな人もいるだろう。マンホールの蓋も11頁あるが、これも物好きがいるかもしれない。所詮、一般向けではなく、マニアックな本だ。
見慣れた風景の中から、ある日突然、あぶり出しのように浮かび上がってくる不思議なモノたち。理屈抜きで、ただ「ほぉー!?」と、感嘆の吐息をもらす。「ほぉー!?」の宝庫の京都を、デジカメ片手に探検。
社寺、叫ぶ木霊、街、町家、看板、建物、番外の湖国と7つのジャンルに分けて、文章と写真で紹介。
写真なしに、つたない文で内容を紹介しても致し方ないが、一応。
鳥居の下の道路に小さな鳥居が置いてある。車止めだ(上賀茂神社の写真)。
犬のトイレ防止のため、鳥居の中に「神」と描いた絵を張り付けている(街路樹の根元の写真)。
長く続く塀に10個以上の小さい鳥居を張り付けている(老舗旅館の塀の写真)。
(調べてみると、江戸時代から「犬の外此所小便無用」と書いた紙や、「鳥居の印」を付けたりしていたという。)
じゅずは普通は「数珠」と書くが、京都では「珠数」が一般的で地名、看板にも「珠数」が使われている。
「桃山町永井久太郎」という町名がある。
京都新聞朝刊の折込み情報紙「週刊テレビ京都」に連載の「ほぉー!?」を再編集、追加取材した。
私の評価としては、★★★(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)
「ほぉー!?」と思う写真も散見し、確かに歴史ある京都には数奇なものが多いと思う。赤瀬川原平などの「路上観察学会」のトマソン物件とほぼ同様なものが並ぶ。個人的には興味あるのだが、写真主体で143頁。一度眺めて、もう一度パラパラ見れば、それで終わりだ。
狛犬百面百相が16頁で長すぎると思うが、これもわざわざ狛犬のホームページなど作っている人には面白いのだろう。仁丹による町名表示板も6頁必要とは思えないが、世の中には好きな人もいるだろう。マンホールの蓋も11頁あるが、これも物好きがいるかもしれない。所詮、一般向けではなく、マニアックな本だ。