神奈川近代文学館で11月24日まで開催されている「須賀敦子の世界展」に行った。
みなとみらい線「元町・中華街」を降りて、エレベーターで地上5階にあるアメリカ山公園内の6番出口6番出口へ。
駅を降りて地上5階に出ると、公園とは、どうなっているのか?
ここはアメリカ公使館だったところで、2004年から横浜市がアメリカ山公園として整備とあった。
公園を過ぎ、右手に外人墓地を見て、左に曲がる。
すぐに港の見える丘公園の入口だ。
正面の見晴台から港を眺める。
ベイブリッジ
高速道路と倉庫だけ?
マリンタワー、大桟橋
大仏次郎記念館を横目に見て、
神奈川近代文学館への看板のとおりに
「霧笛橋」を渡ると公園の南の端に文学館が見える。
昔々、大仏次郎の「霧笛」を読んだことを思い出した。明治初めの横浜の居留地での夢のような話だった。
文学館は、それなりのお年の女性が一杯で混雑していた。
展示品も、須賀敦子の一生を振り返る写真、イタリアでの生活、著作物などであふれていた。
恵まれた幼少時代、戦時下の青春、留学したがなじめなかったパリ、イタリアでコルシア書店の仲間と出会い、精力的な日本文学のイタリア語翻訳、、短い結婚生活、日本に帰国してからのめり込んだカトリックのボランティア活動、長く恵まれなかった大学での教員生活、61歳での衝撃的文学者デビュー 、などなど。
須賀敦子ファンは一読の価値がある。