hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

須賀敦子の世界展へ

2014年11月03日 | 日記

神奈川近代文学館で11月24日まで開催されている「須賀敦子の世界展」に行った。

みなとみらい線「元町・中華街」を降りて、エレベーターで地上5階にあるアメリカ山公園内の6番出口6番出口へ。

駅を降りて地上5階に出ると、公園とは、どうなっているのか?

ここはアメリカ公使館だったところで、2004年から横浜市がアメリカ山公園として整備とあった。

公園を過ぎ、右手に外人墓地を見て、左に曲がる。

すぐに港の見える丘公園の入口だ。

正面の見晴台から港を眺める。

ベイブリッジ

高速道路と倉庫だけ?

マリンタワー、大桟橋

大仏次郎記念館を横目に見て、

神奈川近代文学館への看板のとおりに

「霧笛橋」を渡ると公園の南の端に文学館が見える。

昔々、大仏次郎の「霧笛」を読んだことを思い出した。明治初めの横浜の居留地での夢のような話だった。

文学館は、それなりのお年の女性が一杯で混雑していた。

展示品も、須賀敦子の一生を振り返る写真、イタリアでの生活、著作物などであふれていた。

 恵まれた幼少時代、戦時下の青春、留学したがなじめなかったパリ、イタリアでコルシア書店の仲間と出会い、精力的な日本文学のイタリア語翻訳、、短い結婚生活、日本に帰国してからのめり込んだカトリックのボランティア活動、長く恵まれなかった大学での教員生活、61歳での衝撃的文学者デビュー 、などなど。

須賀敦子ファンは一読の価値がある。

 

須賀敦子の略歴と既読本リスト

 

 

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