4月1日はフィレンツェを離れ、イタリア高速鉄道イタロでミラノに向かった。
中央駅(サンタ・マリア・ヴェッラ駅)
欧米では多いと思うが、駅構内は出入り自由で、構内に切符販売機がある。
列車にも切符なしで乗れてしまうが、時々ある検札に捕まると法外な罰金を取られる。
乗ったのはこの列車。10時25分発。
ITALOイタロは時刻どおりに走ることで知られているそうだ。
2列、1列とゆったりだが、2等車なので、ごく普通の車両。
徐々にスピードを上げて、時速300km。
遠くに見えるのはアルプスだろうか。
フィレンツェからミラノ、約300kmを2時間弱で到着。
ミラノのボルタ・ガリバルディ駅前は近代的なビルが並ぶ。
昼飯後、スカラ座へ。
正面の入口は安い切符では入れないので、左側面のこの入口から入場。
らせん階段には、古いポスターが並ぶ。
これは、1928年。スカラ座、オセロ、トスカニーニと読める。
待合室はこの写真の右に広がっている。スチール写真撮影が行われていて遠慮した。
シャンデリアも豪華
バレーのリハーサルが行われていて、運よく見学できた。
映画などでしか見たことない観客席
感激して、何枚も撮ってしまった。
トイレにも寄ったが、ごく普通。
待合室に並ぶ、トスカニーニ、
プッチーニ
併設されているスカラ座博物館には、有名オペラの楽譜、初演者ゆかりの品、オペラ衣装などが並ぶ。
マリア・カラスの肖像画。私の記憶よりかなり若い。
スカラ座広場の斜め向かいのヴィットリオ・エマヌエーレ2世ガレリアへ。
外見は修復中だが、中は通常通り。
アーケードが200m続く。
中央十字路のモザイク画に踵をつけて回ると良いことがあると言われており、いくら補修しても穴が開いてしまうという。
次にドゥオモへ。
尖塔は135本あり、最も高い108mの尖塔の先には、黄金のマリア像
完成まで500年かかったドゥオモの内部
荘厳なステンドグラス
お隣のデパート・リナシェンテをぶらぶらしてからガリバルディ駅前のホテル・アタ・エクゼクティブへ。
明日は、最後の晩餐を見るのだ。