皇居三の丸尚蔵館へ行ったついでに、皇居東苑、静嘉堂文庫美術館、東京ミッドタウン日比谷などをぶらついた。これを「都心観光1~4」でご紹介。
「皇居三の丸尚蔵館・開館記念展 第1期:三の丸尚蔵館の国宝 ~12月24日」を見学した。この後、第4期(~2024年6月23日)まで公開される。
特別展示「令和の御代を迎えてー天皇皇后両陛下が歩まれた30年」が同時開催されている。
日時指定Web予約制で、結構人気で、数日先でないと予約できなかった。
大手町駅から永代通りを行き、内堀通りを横切ると、大手門が見える。
カバンやバッグを開けるセキュリティ・チェックを受けて、大手門を入る。
「皇居三の丸尚蔵館」のⅠ期棟が完成して、今回の展示が行われる。右手前の緑の塀の中ではさらに新館の工事が行われている。
看板をパチリ。
一般1,000円で、70歳以上は無料。並んでいるのはどうみても無料の方ばかり。だからどこへ行っても困ったことに混むんだと腹立たしい、自分たちはさておいて。
左手で、松の手入れを行っていた。松の手入れは、針のような葉を梳いていく作業で、あらゆる所に松がある皇居では気が遠くなる時間がかかるのでは?
展示室1は国宝。
平安時代や鎌倉時代の書画・絵画が一部は損傷していても立派に保存されているのに驚く。
一部の物を除き「撮影OK」マークがあった。
《動植綵絵》のうち「棕櫚雄鶏図」 伊藤若冲
蒙古襲来絵詞(後巻)
展示室は1室のみで、あっという間に終わった。予約に要した時間より短かった気がした。
展示室2は両陛下の写真、服など。未だに天皇陛下というより皇太子殿下という気がしてしまう。
早く終わり、そのまま皇居東苑を見学。
皇宮警察の馬車が通る。
騎馬も。
同心番所
「番所」とは警備詰所。江戸城にあった番所は、百人番所、大番所、同心番所の3つが残っている。同心番所では同心が登城者を監視した。
百人番所
甲賀組、伊賀組、根来組、二十五騎組という4組の鉄砲百人組が昼夜交代で警備していた。各組は20人の与力と100人の同心で構成。
二の丸雑木林
昭和天皇の御発意により、失われていく武蔵野の雑木林を皇居内に作ろうと、1983(昭和58)年から3年かけて造成された。武蔵野から土壌、植物の根、種子、昆虫や土壌動物も運び込まれて雑木林が復元された。
武蔵野の雑木林は、下草や落葉は毎年肥料に、木は20年ごとに伐採され燃料に利用されていた。
この後、汐見坂を登り、本丸あたりをぶらついた。その様子は、