一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

タイトル戦初登場からタイトル獲得までが長かった棋士

2016-10-02 22:37:11 | データ
先日行われた第57期王位戦七番勝負第7局・羽生善治王位VS木村一基八段の一戦は、羽生王位の勝ち! 連覇記録を6に伸ばし、総タイトル獲得数を96とした。木村八段は、またもタイトル獲得とはいかなかった。


そこで今日は、タイトル戦初登場から獲得までの期間が長かったケースを調べてみた。

深浦康市九段…1996年・第37期王位戦敗退→2007年・第48期王位奪取
大内延介九段…1967年・第8期王位戦敗退→1976年・第1期棋王獲得
桐山清澄九段…1976年・第28期棋聖戦敗退→1984年・第10期棋王奪取
久保利明九段…2001年・第26期棋王戦敗退→2009年・第34期棋王奪取
加藤一二三九段…1960年・第19期名人戦敗退→1967年・第7期十段奪取
森内俊之九段…1996年・第54期名人戦敗退→2002年・第60期名人奪取
森けい二九段…1977年・第30期棋聖戦敗退→1982年・第40期棋聖奪取
木村一基八段…2005年・第18期竜王戦敗退→ ?

ザッとこんな感じか。
もし木村八段が今回王位を奪取していたら、タイトル戦初登場から11年足らずの歳月となり、深浦九段に続く長期間となっていた。
次回木村八段がタイトルを獲れば、長期間の新記録となるが、さて。
コメント (2)
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