第64期王座戦五番勝負は、羽生善治王座が糸谷哲郎八段を3連勝で降し、5連覇および24期目のタイトルとした。この24期中、ストレート勝ちは実に13回。もう手がつけられない強さで、羽生王座は王座戦の鬼といえる。
それにしても、ここまで一人の棋士にやられて、他の棋士は悔しくないのか。もう、手合いが違うのだろう。
もっとも泉下の大山康晴十五世名人は「羽生さん、名人を24回獲りなさいよ」とハッパをかけているに違いない。
ともあれ羽生三冠は、7大タイトル通算で97期目。いよいよ大台の「100期」が見えてきた。来年にも達成となるが、そのタイトルは何になるだろう。
まず、年明けの王将戦。挑戦者決定リーグはこれからだが、挑戦者になる目は十分ある。タイトル保持者は郷田真隆王将。激戦が期待される。
棋王戦は敗退したので、次は4月の名人戦。名人戦に限らないが、リターンマッチはなかなかに難しく、A級のメンバーを考えると、こちらの挑戦者になるのは厳しいのではないか。
続いて棋聖戦、王位戦、王座戦の防衛戦となるが、羽生三冠は1日制に強いから、棋聖と王座は防衛すると思う。
整理すると、王将戦・王位戦でどちらかタイトルを獲り、棋聖戦、王座戦と防衛して、ここで100期目のタイトルになると思う。
それにしても…1年でタイトルを3期獲得するのは、並の棋士では考えられないこと。羽生三冠の強さがいかに傑出しているか分かろうというものだ。
それにしても、ここまで一人の棋士にやられて、他の棋士は悔しくないのか。もう、手合いが違うのだろう。
もっとも泉下の大山康晴十五世名人は「羽生さん、名人を24回獲りなさいよ」とハッパをかけているに違いない。
ともあれ羽生三冠は、7大タイトル通算で97期目。いよいよ大台の「100期」が見えてきた。来年にも達成となるが、そのタイトルは何になるだろう。
まず、年明けの王将戦。挑戦者決定リーグはこれからだが、挑戦者になる目は十分ある。タイトル保持者は郷田真隆王将。激戦が期待される。
棋王戦は敗退したので、次は4月の名人戦。名人戦に限らないが、リターンマッチはなかなかに難しく、A級のメンバーを考えると、こちらの挑戦者になるのは厳しいのではないか。
続いて棋聖戦、王位戦、王座戦の防衛戦となるが、羽生三冠は1日制に強いから、棋聖と王座は防衛すると思う。
整理すると、王将戦・王位戦でどちらかタイトルを獲り、棋聖戦、王座戦と防衛して、ここで100期目のタイトルになると思う。
それにしても…1年でタイトルを3期獲得するのは、並の棋士では考えられないこと。羽生三冠の強さがいかに傑出しているか分かろうというものだ。