まだ続く糸魚川だよりです。
一昨日(金曜)に再び行ってきました。週に2回も出張するのは珍しい。
姫川渓谷を走る大糸線キハ120♪
朝日を背中に受けて糸魚川を目指します。
(平岩~小滝間を行く下り425D、2010/10/8)
スカイブルーの旧国に思い入れのあるisaoにとって、南小谷以北の非電化区間は正直、あまり興味なかったのです。キハ52復活塗装!引退!と騒がれても、あまり行ってみようという気にならなかった。
でも実際にこうして眺めているとしみじみ思いますね。一度は来て、撮って、乗ってみるべきだったと・・・
幸い千葉のいすみ鉄道に1両が譲渡されるらしいので、実現したらぜひ乗りに行きたいと思います。
こちらは小滝~根知間の有名お立ち台ポイントを行く上り430D。うまい具合に付近を通りかかったので国道脇からお手軽に撮影。小滝駅直近なので上下いずれの列車も速度が遅く、撮ろうと思えばコンデジでも2~3カット、デジイチなら7~8カットは楽に撮れるのではないでしょうか。
(小滝~根知間を行く上り430D、2010/10/8)
さて糸魚川といえば、ナローファンにとって聖地ともいうべき東洋活性白土専用線があったことでも知られています。
今では、専用線や工場跡地の痕跡は全くといってよいほど残っていないそうなのですが、貨物の積み出しで活躍していた小型機関車「くろひめ号」が、市街地にほど近い美山公園内にある「フォッサマグナミュージアム」の傍らに静態保存されていました。ファンにとっては「2号機」の通称の方がわかりやすいかも知れません。協三工業製で、産業用としては国産最後の蒸気機関車だそうです。
さらに、ミュージアムの中を覗くとこんなものが・・・
キハ52のさよなら運転の際に使われたヘッドマークです。入口わきの無料展示コーナーに、大糸線全線開通50周年記念(2007年)のものも含め3枚が写真と一緒に展示してありました。
ヘッドマーク下のキャラクターは、糸魚川市が進める大地の公園「ジオパーク」構想のマスコットキャラクター「ジオ丸」(右)と「ぬーな」(左)です。
糸魚川から姫川を渡って富山寄りに進むと、青海駅の手前に田海(とうみ)川という川が流れています。川沿いの道を走っていると、かなり怪しい景色が続いていることに気付きました。道路と杉木立の間に微妙な空間が空いていて、そこには電柱がずっと建植されているのです。こんな感じで・・・
その電柱の列はおおかた道路に沿っているのですが、ところどころで道路から離れ、杉木立の中へ分け入っていく区間があります。普通の電柱ならそんな立て方はしないので、試しに杉木立の中へ潜入してみるとこんな風景が広がっていました。
これはもう、誰が何と言おうと廃線跡以外の何物でもありませんねー。
帰ってから調べてみると、川の上流にある明星セメント田海鉱業所とJR(時代的には国鉄か?)青海駅とを結んでいた専用線だったことがわかりました。
こちらのHPが参考になります。「新潟県の廃線跡」のコーナーにレポートが載っていますのでご参照ください。
周辺にはこのほかにも現役の専用線やら廃線跡やらがいっぱいあるので、また出張したついでに訪問してみたいと思います。
最後にもっと怪しい写真を1枚。先ほどの田海川の対岸に置いてあったもので、足元が隠れてよく見えませんが、タイヤとかキャタピラがついているとは思えず、どうみても鉄道車両、しかも高所作業車のように見えます。
こちらも帰って調べたところ、地図では、某建設資機材リース・販売会社の土地となっていましたので、どうもリース物件のようですが、こんな車両もリースするんでしょうか。自走はできないので、トラックにでもに載せてくのだとすると、結構スゴイことになっていそうですね。輸送中の姿を見てみたいものです。線路に乗っける瞬間も(^^;
★Special Thanks★
下記HPを参考にさせて頂きました。有難うございます。
「廃線跡探訪 ~郷愁の風景 その移り変わり~」(山田 豊 様)
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一昨日(金曜)に再び行ってきました。週に2回も出張するのは珍しい。
姫川渓谷を走る大糸線キハ120♪
朝日を背中に受けて糸魚川を目指します。
(平岩~小滝間を行く下り425D、2010/10/8)
スカイブルーの旧国に思い入れのあるisaoにとって、南小谷以北の非電化区間は正直、あまり興味なかったのです。キハ52復活塗装!引退!と騒がれても、あまり行ってみようという気にならなかった。
でも実際にこうして眺めているとしみじみ思いますね。一度は来て、撮って、乗ってみるべきだったと・・・
幸い千葉のいすみ鉄道に1両が譲渡されるらしいので、実現したらぜひ乗りに行きたいと思います。
こちらは小滝~根知間の有名お立ち台ポイントを行く上り430D。うまい具合に付近を通りかかったので国道脇からお手軽に撮影。小滝駅直近なので上下いずれの列車も速度が遅く、撮ろうと思えばコンデジでも2~3カット、デジイチなら7~8カットは楽に撮れるのではないでしょうか。
(小滝~根知間を行く上り430D、2010/10/8)
さて糸魚川といえば、ナローファンにとって聖地ともいうべき東洋活性白土専用線があったことでも知られています。
今では、専用線や工場跡地の痕跡は全くといってよいほど残っていないそうなのですが、貨物の積み出しで活躍していた小型機関車「くろひめ号」が、市街地にほど近い美山公園内にある「フォッサマグナミュージアム」の傍らに静態保存されていました。ファンにとっては「2号機」の通称の方がわかりやすいかも知れません。協三工業製で、産業用としては国産最後の蒸気機関車だそうです。
さらに、ミュージアムの中を覗くとこんなものが・・・
キハ52のさよなら運転の際に使われたヘッドマークです。入口わきの無料展示コーナーに、大糸線全線開通50周年記念(2007年)のものも含め3枚が写真と一緒に展示してありました。
ヘッドマーク下のキャラクターは、糸魚川市が進める大地の公園「ジオパーク」構想のマスコットキャラクター「ジオ丸」(右)と「ぬーな」(左)です。
糸魚川から姫川を渡って富山寄りに進むと、青海駅の手前に田海(とうみ)川という川が流れています。川沿いの道を走っていると、かなり怪しい景色が続いていることに気付きました。道路と杉木立の間に微妙な空間が空いていて、そこには電柱がずっと建植されているのです。こんな感じで・・・
その電柱の列はおおかた道路に沿っているのですが、ところどころで道路から離れ、杉木立の中へ分け入っていく区間があります。普通の電柱ならそんな立て方はしないので、試しに杉木立の中へ潜入してみるとこんな風景が広がっていました。
これはもう、誰が何と言おうと廃線跡以外の何物でもありませんねー。
帰ってから調べてみると、川の上流にある明星セメント田海鉱業所とJR(時代的には国鉄か?)青海駅とを結んでいた専用線だったことがわかりました。
こちらのHPが参考になります。「新潟県の廃線跡」のコーナーにレポートが載っていますのでご参照ください。
周辺にはこのほかにも現役の専用線やら廃線跡やらがいっぱいあるので、また出張したついでに訪問してみたいと思います。
最後にもっと怪しい写真を1枚。先ほどの田海川の対岸に置いてあったもので、足元が隠れてよく見えませんが、タイヤとかキャタピラがついているとは思えず、どうみても鉄道車両、しかも高所作業車のように見えます。
こちらも帰って調べたところ、地図では、某建設資機材リース・販売会社の土地となっていましたので、どうもリース物件のようですが、こんな車両もリースするんでしょうか。自走はできないので、トラックにでもに載せてくのだとすると、結構スゴイことになっていそうですね。輸送中の姿を見てみたいものです。線路に乗っける瞬間も(^^;
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下記HPを参考にさせて頂きました。有難うございます。
「廃線跡探訪 ~郷愁の風景 その移り変わり~」(山田 豊 様)
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