80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

キハ120作ってます(その2・下回りの製作)

2010-10-13 11:37:28 | 大糸線方面
キハ120の下回りを作りました。走り装置の組み立てだけで、床下機器はまだついていません。

主要なパーツを並べてみました。木製床板にカンモーター(MCR3B00)と廃車発生品のインサイドギヤを組み合わせます。右端に縦型モーターも写っていますが、ここに付いているウォームギヤを外して使います。



長いモーター軸をカットし、真鍮パイプでφ2.0→φ2.4の軸径変換、ナットとワッシャをスペーサーにしてインサイドギヤに固定・・・と、ここまでは最近の標準仕様なので順調に進みます。電源をつないで回してみます。問題なし(^^)v 伝統のメーカー・カワイモデルのマークが輝くインサイドギヤが今、眠りから目覚めました。



台車を取り付けて再び試運転してみます。左右のガタが大きい以外は問題ないようです。ボルスタの曲げ角で調整することにします。



床板に穴を開けました。右端がモーターを通す穴、その左にあるのはウエイトを落とし込む穴です。床上をフラットにするため半床下マウントとしました。カプラーは伸縮機能のあるKATOのキハ58用です。



モーター側を拡大してみるとこんな感じ。手持ちのM用ボルスタがさすがに底をついたので、t1.2アルミ平棒をベースに加工しました。



仮配線をして走らせてみると、直線はスムーズに走るものの、カーブにかかるとカタカタと何かが当たる音が・・・



原因はボルスタ固定用ネジと、インサイドギヤの車軸どめのネジの頭どうしが当たっているためでした。自家製ボルスタなのでネジ位置が台車に近いという事情はありますが、にしても、インサイドにこのネジ(フツーのφ2×3か?)は使わんでしょうに(-_-) どっかでφ2イモネジを探してこなければ・・・



車体をあててみました。うーんなかなかヨイではないか(^^)



ところで実車の場合、どちら側が駆動台車になっているんでしょうか? できれば模型もそれに合わせたいんですが、糸魚川駅の調査ではそこまで気が回りませんでした。写真を見ても小さな車体に機器がぎっしり詰まっていてエンジンらしきものが判別できません。

唯一の手がかりが前にも引用したこの台車の写真でした。WDT53(動台車)の上に2位側を示すエンド表記が見えます。1~2エンドは「前位側」、形式図でいけば左側が駆動台車となることがわかりました。
キハ120はクーラーが前位側にオフセットされているため、クーラーが寄っている側が駆動台車であることがわかりました。大糸線では南小谷側になります。トイレが付いている(窓が埋められている)側ということもできます。

実はもうひとつ、外見でもわかるサインがありました。検査表記がこんな所(スカート)にズラズラ書かれていました。これがあるのは原則「後位」でいいんですよね?



いつもはティッシュの空き箱に製作中のパーツを納めているのですが、適当な箱がなくなったので、今日はペコちゃんのロールケーキの空き箱に収まってもらいましょう(^^;



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コメント
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