80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

湘南(の)電車

2015-09-06 03:03:02 | 私鉄電車
えーぼーしー岩が遠くに見える~♪


でおなじみ茅ヶ崎のお隣り、辻堂に行ってまいりました。
お供はサーフボードではなくいつものデジカメ。(^^;

神奈川県藤沢市にある「辻堂海浜公園」。その中に交通公園があり、NHEこと小田急2600形の先頭車2658号車が保存されているというので見に行ってきました。多摩エリアの拙宅から新しくできた圏央道を使うと、なんと約1時間で海に出ます。便利な世の中になったものです(笑)。おーいたいた白い電車!



昭和40年に生を受けてから地球を90周し、平成6年の鉄道記念日にここへやってきたようです。Wikiによると先代の「お兄さん」は2200形だったようで、「わっくわっく号」の名を引き継ぎ、今日も子どもたちをわっくわっくさせる任に就いているようです。



久しぶりに見る小田急顔。まぎれもなく小田急の大型4扉通勤車時代の幕を開いた2600形その人です。交通公園なので踏切注意の標識が建っていますが、残念ながら電車は一歩も前へ進めません。。



車両は屋根付きのプラットホーム風ベンチに横付けされ、4つのドアすべてに階段が設けられています。普通なら電車の床と同じ高さにすると思うのですが、床下も見えるようにとの配慮でしょうか?



目と鼻の先が海岸とあって状態はこのとおり。塗装が大きく剥げ落ちるといったことはないようですが、窓周辺や車体裾などの腐食はかなり進行しているようです。先代は10年しか持たなかったとのことですが、それに比べるとこの車はもうその倍もここに置かれていることになり、今後の去就が気になりますね。



外観とは逆に車内はとても奇麗です。シートはオリジナルの紺色ではなくピンクのバケットシートに交換されていました。土曜日の10時すぎで、まだ子供たちがあまり集まっていない時間だったので奇麗な写真が撮れましたが、午後にはちび戦士たちがシートの上を飛び回る姿が想像できます。(笑)



ツーハンドルの運転台。インターホンの受話器ともども昭和の雰囲気満載でなごみます。



レールは電車の前側から隣のゴーカートコースの踏切まで伸びています。構図的には架線柱も欲しいところ。



反対側は全景が撮れますが、足回りは植え込みで隠れてしまいます。もっとも、すき間から覗いてみた限りでは、前部のブレーキ制御関係の一部を残して床下機器は撤去されているようです。



小田急といえばアルストムリンク式台車!φ762mmの小径車輪を組み合わせた住友FS-060はぜひ全景を拝みたいものです。



連結面側は貫通路が鉄板で塞がれています。妻窓が固定なのは冷房化時に改造されたんでしょうか。



ひと通り見学が終わったところで採寸。今日の目的はこれなもんで。(^^ゞ 形式図に寸法は出てますが、果たしてどこの寸法を指してるかわからない場合が多いのです。特にHゴム窓は現物を測るのがイチバン♪




ということで出力。早っ!(笑)




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コメント (2)
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