80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ナハネ20増殖計画(1)

2019-09-10 01:55:50 | 九州・山陽方面
いろいろ買ってしまったついでに記事の方も方々へ飛びまくります。安定の80分の1丁目スタイル。笑

「はやぶさ」用のナハネ20(KATO)を少しずつ増やしています。オクではコンスタントに出てくるようですが、やはり最終的にはけっこうな値段まで釣り上がってしまいます。なので適価な中古品を店頭で見つけるたびに購入するようにしています。

前回、アキバで2両手に入れた話を書きましたが、これが引き金となって、以前から計画していたナハネフ23のAssyボディを使ったナハネ20への改造計画を実行に移してみました。タネ車は某個人模型店にひっそり在庫していたナハネフ23ボディ(型番1-521A)。当工場の見立てによれば、車掌室を除けば他の部分はナハネ20と同寸。切った貼ったで割と簡単に改造できるのでは?と踏んだのです。



とはいえ実物と違って模型ならではの構造というのもあるので、まずは試験的に片側だけ改造してみて問題ないか確認してみましょう。車端部、デッキドア脇、客室境界の3か所に糸鋸で切れ目を入れます。



屋根側は“ツメ”が入る穴の外側に沿ってカッターの刃を何回か入れておきます。



側板を押すように折り曲げてカットし、断面をナメてバリなどを取り除いておきます。



車掌室の小窓を客室サイズに拡大し、デッキドアと左右を入れ替えて接着。裏側の腰部にはt1.0mmプラ板から切り出した補強板を接着しておきます。これらの接着には瞬着とセメダインスーパーXクリアを適宜使い分けています。



左右を入れ替えてドアを車端にもっていったところ。糸鋸の刃厚だけ側板が短くなるため、t0.5と0.3のプラ板を挟み込んで調整してあります。



補強板を入れた裏側のようす。補強板の左側に、床板のツメを受ける「溝」部分をクリアパーツから切り取って貼ってありますが、そもそも完成車と同じ床板を使うことはないので、単なる床板の“高さ合わせ部材”でしかなくなっていますが・・・。



ナハネ20完成品と比べてみます。寸法的には問題ないですね。



妻面はどうしましょう。窓をちまちま埋めるか、1枚板を貼って隠してしまうか。妻板がこれ以上厚くなると見栄えが悪いのでおとなしく埋めますか。。



ということで、なんとか改造のメドが立ったのでタネ車を大量購入しました(爆)。大量といっても3両ですけど。市場在庫もほぼ尽きたと思っていたら、あるところにはあるもんで、何のことはないホビセン東京のAssyコーナーに5本ぐらい吊ってありました。通販でもまだ買えるようです。ナハネフ22ボディもありました。これでやっと往年の20系ブルトレの編成美が楽しめそうです。



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コメント (2)
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